【イメージでつかむ会計基準】第15回:明瞭性の原則(1)


<確認テスト>
明瞭性の原則の必要性について答えなさい。

<コメント>
企業は、利害関係者が企業の将来予測や自己の判断で投資意思決定を行うのに必要な情報を、明瞭な表示で開示します。


<解答>
資本と経営の分離による不在投資家や、企業の大規模化による様々な利害関係者が現在の企業には存在する。このような利害関係者にとって、企業が公表する財務諸表は必要不可欠な情報手段となる。そのため、企業は必要な会計事実を財務諸表により明瞭に表示する必要がある。

※ 本稿は、『会計人コース』2018年9月号別冊付録を編集部で再編集したものです。


記事一覧
① 企業会計の役割
② 財務会計の意義
③ 財務会計の機能(1)
④ 財務会計の機能(2)
⑤ 貸借対照表の役割
⑥ 損益計算書の役割
⑦ 会計公準の役割
⑧ 企業会計原則の役割
⑨ 真実性の原則(1)
⑩ 真実性の原則(2)
⑪ 正規の簿記の原則(1)
⑫ 正規の簿記の原則(2)
⑬ 資本取引・損益取引区分の原則(1)
⑭ 資本取引・損益取引区分の原則(2)
⑮ 明瞭性の原則(1)
⑯ 明瞭性の原則(2)
⑰ 継続性の原則(1)
⑱ 継続性の原則(2)
⑲ 継続性の原則(3)
⑳ 保守主義の原則(1)
㉑ 保守主義の原則(2)
㉒ 保守主義の原則(3)
㉓ 単一性の原則
㉔ 重要性の原則(1)
㉕ 重要性の原則(2)
㉖ 重要性の原則(3)
㉗ 重要性の原則(4)
㉘ 費用収益対応の原則
㉙ 引当金の要件
㉚ 制度会計


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