【イメージでつかむ会計基準】第24回:重要性の原則(1)


重要性の原則は1カ月の食費の詳細をイメージすると覚えやすいです。

下の1カ月の食費を示した表を見てください。エナジードリンクは、全体の支出と比較して金額が大きいため詳細に表示し、金額が小さい支出(その他菓子類)は簡略に表示しています。

重要でない項目は、簡単に表示をしたほうが細かい表示よりも見やすくなりますよね。

ここで、企業会計原則注解の注1「重要性の原則の適用について」を見てみましょう。

【企業会計原則注解の注1「重要性の原則の適用について」】
「企業会計は、定められた会計処理の方法に従って正確な計算を行うべきものであるが、企業会計が目的とするところは、企業の財務内容を明らかにし、企業の状況に関する利害関係者の判断を誤らせないようにすることにあるから、重要性に乏しいものについては、本来の厳密な会計処理によらないで他の簡便な方法によることも、正規の簿記の原則に従った処理として認められる。 重要性の原則は、財務諸表の表示に関しても適用される。

重要性の原則は、一般原則に入れてもよいほどの重要な原則です。重要でない項目について簡便な会計処理で財務諸表の表示をしたとしても、真実な報告をゆがめるものではありません。


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