【イメージでつかむ会計基準】第12回:正規の簿記の原則(2)


<確認テスト>
正規の簿記の原則が要請している「正確な会計帳簿」の要件について答えなさい。


<解答>
正規の簿記の原則でいう、正確な会計帳簿とは、網羅性(すべての取引が記録されている)、立証性(取引が証拠書類により立証できる)、秩序性(記録が組織的に行われている)の要件を備えた会計帳簿をいい、一般的に複式簿記で作成された会計帳簿である。

※ 本稿は、『会計人コース』2018年9月号別冊付録を編集部で再編集したものです。


記事一覧
① 企業会計の役割
② 財務会計の意義
③ 財務会計の機能(1)
④ 財務会計の機能(2)
⑤ 貸借対照表の役割
⑥ 損益計算書の役割
⑦ 会計公準の役割
⑧ 企業会計原則の役割
⑨ 真実性の原則(1)
⑩ 真実性の原則(2)
⑪ 正規の簿記の原則(1)
⑫ 正規の簿記の原則(2)
⑬ 資本取引・損益取引区分の原則(1)
⑭ 資本取引・損益取引区分の原則(2)
⑮ 明瞭性の原則(1)
⑯ 明瞭性の原則(2)
⑰ 継続性の原則(1)
⑱ 継続性の原則(2)
⑲ 継続性の原則(3)
⑳ 保守主義の原則(1)
㉑ 保守主義の原則(2)
㉒ 保守主義の原則(3)
㉓ 単一性の原則
㉔ 重要性の原則(1)
㉕ 重要性の原則(2)
㉖ 重要性の原則(3)
㉗ 重要性の原則(4)
㉘ 費用収益対応の原則
㉙ 引当金の要件
㉚ 制度会計


固定ページ:
1

2

関連記事

ページ上部へ戻る