税理士・会計士・日商1級 絶対落とせない財表理論45ー第40回 収益認識⑤


村上翔一(敬愛大学准教授)

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問題

約束した財又はサービスに対する保証が、当該財又はサービスが合意された使用に従っているという保証のみである場合、当該保証について、( ア )として処理する。一方、これらに加えて、顧客に対する保証サービスを含む場合には、( イ )として処理する。両者の判断を行う場合には、財又はサービスに対する保証が( ウ )で要求されているかどうか、保証の対象となる( エ )、企業が履行を約束している作業の内容を考慮する。なお、顧客が当該サービスに対する保証を単独で購入するオプションを有している場合には、当該保証サービスは( オ )として処理する。

解答・解説

ア 引当金
イ 履行義務
ウ 法律
エ 期間の長さ
オ 履行義務

収益認識に関する会計基準の適用指針(企業会計基準適用指針第30号)、pars.34-38
製品保証にはアシュアランス型とサービス型があり、アシュアランス型は引当金、サービス型は履行義務として処理する。

◎復習しましょう!(バックナンバー)
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第2回 棚卸資産②
第3回 棚卸資産③
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第5回 棚卸資産⑤
第6回 有価証券①
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【執筆者紹介】
村上 翔一
(むらかみ しょういち)
明治大学大学院経営学研究科博士後期課程修了(博士(経営学))。明治大学専門職大学院会計専門職研究科教育補助講師、敬愛大学専任講師を経て現在敬愛大学経済学部准教授。
<主な論文>
「保有者における電子マネーの会計処理」『簿記研究』(日本簿記学会)第2巻第1号、2019年(日本簿記学会奨励賞)
「ICOに関する会計処理」『敬愛大学研究論集』第98号、2020年
「ブロックチェーン技術の進展と簿記」『AI時代に複式簿記は終焉するか』(岩崎勇編著)、税務経理協会、2021年
「コンセンサス・アルゴリズムの観点に基づく暗号資産の会計処理―マイニング、ステーキング、ハーベスティングの理解を通じて―」『敬愛大学研究論集』第100号、2021年 他

*本連載は、「会計人コース」2019年11月号「特集:勉強したくなる「習慣化」のススメ 7日間理論ドリル」を大幅に加筆修正したものです。


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