村上 翔一
(敬愛大学経済学部准教授)
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問題 退職給付①
退職給付の性格は、賃金の( ① )と考え、基本的に( ② )を通じた労働の提供に伴って発生するものと捉えている。退職給付は、その発生が( ③ )の事象に起因する( ④ )的支出であり、当期の負担すべき金額は、その支出の事実に基づくことなく、その支出の原因又は効果の( ⑤ )に基づいて費用として認識するという考え方に当てはまる。
解答・解説
① 後払い
② 勤務期間
③ 当期以前
④ 将来の特定の費用
⑤ 期間帰属
→退職給付基準、par.53、企業会計原則注解注18
◎復習しましょう!(バックナンバー)
【問題1】概念FW①
【問題2】概念FW②
【問題3】概念FW③
【問題4】企業会計原則
【問題5】付随費用の計算
【問題6】有価証券①
【問題7】有価証券②
【問題8】有価証券③
【問題9】金融商品
【問題10】繰延資産①
【問題11】繰延資産②
【問題12】ソフトウェア
【問題13】商品売買①
【問題14】商品売買②
【問題15】棚卸資産①
【問題16】棚卸資産②
【問題17】リース①
【問題18】リース②
【問題19】固定資産①
【問題20】固定資産②
【問題21】固定資産③
【問題22】減損①
【問題23】減損②
【問題24】変更・誤謬①
【問題25】変更・誤謬②
【問題26】現金預金
【問題27】税効果会計①
【問題28】税効果会計②
【問題29】税効果会計③
【問題30】外貨建取引①
【問題31】外貨建取引②
【問題32】ヘッジ取引
【問題33】貸倒
【執筆者紹介】
村上 翔一(むらかみ しょういち)
明治大学大学院経営学研究科博士後期課程修了(博士(経営学))。明治大学専門職大学院会計専門職研究科教育補助講師、敬愛大学専任講師を経て現在敬愛大学経済学部准教授。
<主な論文>
「保有者における電子マネーの会計処理」『簿記研究』(日本簿記学会)第2巻第1号、2019年(日本簿記学会奨励賞)
「ICOに関する会計処理」『敬愛大学研究論集』第98号、2020年
「ブロックチェーン技術の進展と簿記」『AI時代に複式簿記は終焉するか』(岩崎勇編著)、税務経理協会、2021年
「ブロックチェーンを活用した取引や簿記への影響―スマートコントラクトとトークンエコノミーを中心として―」『AI時代のコンピュータ会計と簿記―最終報告書―』(日本簿記学会簿記理論研究部会)、2021年
※本連載は「会計人コース」2020年2月号掲載「1問1分で時短復習 簿・財重要ポイント50」を加筆・修正したものです。