村上 翔一
(敬愛大学経済学部准教授)
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問題4 企業会計原則
企業会計原則一般原則二に( ① )の原則が存在する。( ① )であるための要件として、( ② )、( ③ )、( ④ )の3つが要求されると考えられる。この( ② )には( ⑤ )による財務諸表の作成を要求されていると解釈する場合もある。
解 答
① 正規の簿記
② 秩序性
③ 網羅性
④ 立証性(検証性)
⑤ 誘導法
「正規の簿記の原則は、…企業の歴史的記録とその分析的記録から、貸借対照表(ならびに損益計算書)を導き出すべきことを要求するものである」(黒澤清(1973)『〈改訂増補版〉近代会計学』春秋社、p.297)。
参考:飯野利夫(1993)『財務会計論〔三訂版〕』同文舘出版、pp.2-19-2-21
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【問題1】概念FW①
【問題2】概念FW②
【問題3】概念FW③
【執筆者紹介】
村上 翔一(むらかみ しょういち)
明治大学大学院経営学研究科博士後期課程修了(博士(経営学))。明治大学専門職大学院会計専門職研究科教育補助講師、敬愛大学専任講師を経て現在敬愛大学経済学部准教授。
<主な論文>
「保有者における電子マネーの会計処理」『簿記研究』(日本簿記学会)第2巻第1号、2019年(日本簿記学会奨励賞)
「ICOに関する会計処理」『敬愛大学研究論集』第98号、2020年
「ブロックチェーン技術の進展と簿記」『AI時代に複式簿記は終焉するか』(岩崎勇編著)、税務経理協会、2021年
「ブロックチェーンを活用した取引や簿記への影響―スマートコントラクトとトークンエコノミーを中心として―」『AI時代のコンピュータ会計と簿記―最終報告書―』(日本簿記学会簿記理論研究部会)、2021年
※本連載は「会計人コース」2020年2月号掲載「1問1分で時短復習 簿・財重要ポイント50」を加筆・修正したものです。