1.企業会計原則
68.損益計算書の本質
損益計算書は,企業の( ① )を明らかにするため,( ② )に属するすべての収益とこれに( ③ )するすべての費用とを記載して経常利益を表示し,これに特別損益に属する項目を加減して( ④ )を表示しなければならない。
⇒第二・一本文
69.発生主義会計
すべての費用及び収益は,その( ① )及び( ② )に基づいて計上し,その( ③ )した期間に正しく割当てられるように処理しなければならない。ただし,( ④ )は,原則として,当期の損益計算に算入してはならない。
⇒第二・一・A,→H29・67回①,H26・64回②,H21・59回①,H18・56回①,H14・52回①,H10・48回①
70.実現主義の原則の規定・要件・採用根拠
売上高は,( ① )に従い,商品等の販売又は役務の給付によって( ② )したものに限る。この場合,収益認識要件として,( ③ )とそれに対する( ④ )が求められている。
( ① )の採用根拠は,次の2点にある。
(1) 外部第三者に対する販売によって対価が確定するので,( ⑤ )される。
(2) 現行の制度会計では,( ⑥ )という計算構造の下で,( ⑦ )ことが要請されるため,( ⑧ )が必要である。
⇒第二・三・B,「わが国の収益認識に関する研究報告(中間報告)―IAS第18号「収益」に照らした考察― 平成21年 日本公認会計士協会」Ⅰ・1.
→H18・56回①,H10・48回①
(著者紹介)
早谷 準一(はやたに じゅんいち)
専門学校東京CPA会計学院講師
東京CPA会計学院で、税理士コース財表理論を長年担当。また、中小企業診断士として各種研修、講義等活動の分野も広げている。『会計人コース』特集・付録等への執筆多数。著書に『明快図解 経営分析の基本』(祥伝社、共著)などがある。
(注)本連載は、『会計人コース』2018年5月号付録『すらすら財表理論』の内容を加筆・修正したものです。
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