【イメージでつかむ会計基準】第14回:資本取引・損益取引区分の原則(2)


<確認テスト>
資本取引・損益取引区分の原則の必要性について答えなさい。

<コメント>
「適正な期間利益」は必ず解答に入れましょう。また、資金の社外流出問題についても解答することで加点が狙えます。


<解答>
資本と利益を区別することで、適正な期間利益を算定することができる。株主から拠出された維持すべき払込資本と、それを運用した結果生じる利益を区別することで、企業の成果を明確に表示することができる。資本と利益が混同すると成果が不明確になるため、区別が必要となる。

※ 本稿は、『会計人コース』2018年9月号別冊付録を編集部で再編集したものです。


記事一覧
① 企業会計の役割
② 財務会計の意義
③ 財務会計の機能(1)
④ 財務会計の機能(2)
⑤ 貸借対照表の役割
⑥ 損益計算書の役割
⑦ 会計公準の役割
⑧ 企業会計原則の役割
⑨ 真実性の原則(1)
⑩ 真実性の原則(2)
⑪ 正規の簿記の原則(1)
⑫ 正規の簿記の原則(2)
⑬ 資本取引・損益取引区分の原則(1)
⑭ 資本取引・損益取引区分の原則(2)
⑮ 明瞭性の原則(1)
⑯ 明瞭性の原則(2)
⑰ 継続性の原則(1)
⑱ 継続性の原則(2)
⑲ 継続性の原則(3)
⑳ 保守主義の原則(1)
㉑ 保守主義の原則(2)
㉒ 保守主義の原則(3)
㉓ 単一性の原則
㉔ 重要性の原則(1)
㉕ 重要性の原則(2)
㉖ 重要性の原則(3)
㉗ 重要性の原則(4)
㉘ 費用収益対応の原則
㉙ 引当金の要件
㉚ 制度会計


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