【イメージでつかむ会計基準】第8回:企業会計原則の役割


19世紀より以前のフットボール(サッカー)は選手の人数、試合時間、相手を止める方法等の明文化されたルールはなかったようです。

そこから過去で慣習とされ発達したルールの中から、社会的な規範になると考えられるルールを明文化して、現在の競技スタイルが構築されました。ルールを明文化して統一することで、世界各国のどこでも公平に競技を行うことができるようになったわけです。

会計も同じです。スポーツにルールがあるように、日本においても「企業会計原則」という会計に関するルールが1949年に作られました。

企業会計原則は、「企業会計の実務の中に慣習として発達したもののなかから、一般に公正妥当と認められたところを要約したものであって、必ずしも法令によって強制されないでも、すべての企業がその会計を処理するにあたって従わなければならない基準」です。

会計原則が設定されたことで、会計の秩序、利害関係者に理解しやすい財務諸表の開示、他企業との比較等を行うことができるようになりました。

同じ基準でなければ、会社の経営成績の良しあしが判断できませんよね。通信簿でたとえると、A君の成績は5段階評価で「5」で、B君の成績は10段階評価の「9」だった場合、成績の評価基準が異なるため、比較ができません。

それでは、確認テストに挑戦してみましょう!


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