イメージでつかむ「会計基準」:重要性の原則


第27回 重要性の原則4

本連載は、『会計人コース』2018年9月号 別冊付録『イメージで学ぶ「会計基準」』を 編集部で加工・再編集したものです。バックナンバーはこちらからご購入ください。

企業会計では、大事なものには詳細な表示を、重要でないものは簡単な表示をしていきます。

家計簿の食費を例にみていきましょう。たとえば、1ヵ月の食費のうち「飲料」という品目で家計簿に表示をしているとします。

飲料10,500円のうち、2,500円はウーロン茶等の飲み物でしたが、大部分の8,000円はエナジードリンクでした。

全体の食費代が50,000円だとして、このうちエナジードリンクの金額が8,000円であれば、エナジードリンクの支出割合はかなり高いといえます。

この場合、エナジードリンクによる支出は「飲料」という表示科目に入れないで、独立して「エナジードリンク」等の科目を設定して表示したほうが明瞭であるといえます。

それでは表示科目をどうやって適用しているか、その一例をご紹介します。

まず、重要性の高いものは、「仮払金」や「仮受金」等、その性質を示す適当な科目で表示します。

また、たとえば法人税等の追徴税額で重要性に乏しいものについては、当期分に含めて表示することができるとされています。


ページ:

1

2

関連記事

【最新】会計人コース 2020年3月号発売中!

ランキング

  1. 1
    名前:岸川 祐次 さん年齢:50代(2020年1月で大台に乗りました)職業:税理士法人勤務合格科目…
  2. 2
    『間違いだらけの計算問題』(会計人コース3月号別冊付録) 今年の春に小学校に上がるうちの長男…
  3. 3
    珈琲を飲んで試験勉強
    簿記は「仕訳に始まり仕訳に終わる」って言われます。 でも、取引などをどう仕訳するか覚えるだけ…
  4. 4
    簿・財(第69回)合格者×受験生-聞きたい・知りたい 合格者のホンネ この記事は『会計人コー…
  5. 5
    野中麻衣子さん(会社員) ●合格科目簿記論・財務諸表論(平成17年)消費税法(平成2…
ページ上部へ戻る