【簿・財】間違えてはいけない重要論点 最終チェック20問 ⑮退職給付引当金


平井 孝道
(株式会社M-Cass 代表取締役)

 税理士試験(簿記論・財務諸表論)まで毎日(土日祝日を除く)出題!
 
 専門学校や大学で、簿記検定講座(3級~1級)や税理士講座(簿記論)、公認会計士講座(財務会計論・管理会計論)など15年を超える指導経験をもつ平井孝道先生に、実際の本試験の問題を改題のうえ、頻出の典型論点を20題作成していただきました。

問 題

甲社は退職金制度として確定給付型の企業年金制度を採用している。
下記⑴から⑷をもとにして、退職給付引当金に関する仕訳を示しなさい。

⑴ 期首退職給付債務 120,000千円(割引率年1.0%)

⑵ 期首年金資産の時価 100,000千円(長期期待運用収益率年2.0%)

⑶ 当期勤務費用 7,000千円

⑷ 当期拠出掛金 7,500千円

解 答

(借)退職給付費用 6,200 (貸)退職給付引当金 6,200

(借)退職給付引当金 7,500 (貸)現金預金 7,500

・利息費用:120,000千円×1.0%=1,200千円

・期待運用収益:100,000千円×2.0%=2,000千円

・退職給付費用:7,000千円+1,200千円-2,000千円=6,200千円

【PROFILE】
平井 孝道(ひらい・たかみち)
株式会社M-Cass  代表取締役
日商簿記検定1級合格、税理士試験2科目合格、公認会計士試験合格。専門学校や大学で、簿記検定講座(3級~1級)や税理士講座(簿記論)、公認会計士講座(財務会計論・管理会計論)などの15年を超える指導キャリアをもつ。

※ 本記事は、会計人コース2020年8月号収録「簿・財 間違えてはいけない重要論点 最終チェック20問」を編集部で再構成したものです。


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