税理士試験【簿・財】 独学合格のゴールデンルール5


並木 秀明

CONTENTS
はじめに
ルール1(自分のタイプを知ろう)
ルール2(受験勉強の「正体」を知ろう)
ルール3(敵を知ろう)
ルール4(知識均等化と到達点を意識しよう)
ルール5(参考書を揃えよう)
おわりに


はじめに

今日は、税理士試験について「独学のゴールデンルール」を語ることにする。ということで、税理士試験へようこそ!

税理士試験は、ご存じのとおり簿記論・財務諸表論の会計2科目と税法3科目に合格することで終了する。この税理士試験のような「難関試験合格」という夢をもつと、雲にも届きそうな大きく馬鹿でかい山を前にして途中で諦めてしまう。「無理~」なんて思ってしまうのである。特に、独学者は道しるべもなくさまよいがちである。

しかし税理士試験には、はじめから馬鹿でかい山など存在しない。ハイキング程度で登れる小山がたくさんあるだけだ。この小山は、それぞれに特徴があり、1つひとつ越えられる山である。1つの山を越えたら、次の山へ。諦めず1つずつ山を越えていけばよい。この小山こそが論点である。つまり、難しい論点なんて存在しないのである。

1つの山を越えることは、1つの論点を理解することである。その繰り返しだ。諦めないかぎり、気がついたら税理士になっているかもしれない。今日は、その手助けができればと考えている。


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