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T.I
【編集部より】
税理士試験まであと1カ月ほどとなりました。受験生の皆さんは追い込みに余念がないと思います。そこで、本記事では合格者の方々が本試験直前にどのような勉強に取り組んでいたかをご紹介いただきます。ぜひ参考にして、残りの時間を効率よく勉強し、本番まで突き進んでください!
税法科目の受験環境
私の合格体験記でも記載しましたが、税法科目の勉強時期は育休を取得しており、ほぼ育児と勉強だけの生活でした。
1日の大半を勉強に充てられたこともあり、ありがたいことに法人税法・消費税法・相続税法の3科目をすべて初学で一発合格しています。
初学者の方はもちろん、経験者の方にも参考になる点があれば嬉しいです。
法人税法
タイムスケジュール
朝は7時頃までに起床し、朝食後の9時から勉強を開始。昼12時台と夕方17~20時は入浴や子どもの世話、家族団らんの時間とし、夜は23時過ぎの就寝を目標にしていました。
実際には理論暗記が終わらないと就寝が24時を過ぎることもありました。家族団らんの時間は勉強を一切せず、子どもと向き合うこと、スケジュールを詰めすぎないことを意識していました。
勉強時間・理論と計算のバランス
簿記論とのW受験でしたが、平日・土日問わず1日7時間は法人税法に充てていました。理論暗記の定着が遅いという危機感があり、本試験1ヵ月前はほとんどの時間を理論に費やしていました。
食事中や洗濯物を干す時間にも、壁に貼った理論問題や自作のまとめ表を眺め、頻出論点を常に振り返っていました。
また、本試験2週間前から妻が実家へ帰省していましたが、その間も子どもの昼寝中に妻と通話しながら暗唱チェックを続けるなど、毎日が理論との戦いでした。
計算は簿・財と同様、答練の解き直しや不得意分野の補強を中心に進めていました。
リラックス方法
育児と勉強だけの生活で身体が凝り固まるため、定期的に整体でメンテナンスを受けていました。また、子どもとの買い物や日帰りのお出かけなど、向き合う時間を意識して作ることで、メリハリをつけて勉強に取り組めたと感じています。
さらに、1日のどこかで必ず簿記論の勉強も行っていたため、法人税法だけに偏らず、気持ちの切り替えにもつながっていました。
消費税・相続税
タイムスケジュール
朝6時半に起床し、妻子が起きるまで理論暗記。平日は子どもを保育園に送り届けた後、9時から勉強を開始しました。スケジュールは法人税法とほぼ同じですが、初学の税法2科目だったため余裕はほとんどありませんでした。
本試験3日前からは子どもの世話を妻に託し、試験会場近くのホテルに泊まり込んで1日のほとんどを勉強に充てました。
勉強時間・理論と計算のバランス
消費税法・相続税法とも1日3時間ずつ勉強し、割合はほぼ半々で相続税法がやや多めでした。法人税法より総時間は少ないものの、量より質を重視した学習です。
理論:計算は両科目とも2:1の割合で、計算は基礎問題の解き直しで知識漏れを防ぎ、過去問や答練は合格点が取れるまで繰り返しました。
間違えた箇所は原因を「知識不足・理解不足・うっかりミス」に分類して色分けし、その間違いによる失点点数も併せてノートにまとめ、過去問や答練を解く前に必ず振り返っていました。
本試験3週間前からは、消費税法は仮計表のみ作成、相続税法は宅地・非上場株式の評価や税額控除に絞るなど、限られた時間を効率的に使う工夫をしていました。
理論問題集は2〜3周解き直して解答パターンを定着させ、暗唱や読み込みは4〜5周のペース。最後の2週間は暗唱形式やタイトルのみ回答する形式で確認しました。起床直後と就寝前に別科目の理論暗記を行うことで、1日の中で両科目に触れるようにしていました。
リラックス方法
この時期も、子どもと触れ合う時間がほぼ唯一にして最高のリラックスタイムでした。保育園の送迎や入浴は引き続き私が担当し、先に復職した妻に負担がかかりすぎないよう配慮していました。
また、直前期に限らず、平日・土日とも生活リズムを崩さないよう心掛け、規則正しい生活を意識していました。
【プロフィール】
T.I
前職の銀行では会計とは無縁の分野で働いていましたが、妻の父からの勧めで28歳から税理士試験の勉強を始めました。仕事や育児と並行しながら3年半で官報合格を達成し、合格科目は1年目(第73回):財務諸表論、2年目(第74回):簿記論・法人税法、3年目(第75回):消費税法・相続税法です。現在は都内の税理士法人で新米スタッフとして働いています。
【T.Iさんの記事紹介】
【税理士合格体験記】育児や仕事と両立しながら3年で5科目合格達成!











