<直前期集中連載>財表理論 インプット&アウトプット同時マスター講座(第35回)―過去問チャレンジ⑩


(解答)

1.
期間損益計算はキャッシュ・フローによる収支計算が原型である。すなわち,利益は,最終的には,投下した資金と回収した資金の差額にあたるネット・キャッシュ・フローであり,各期の利益の合計がその額に等しくなる。
※ 類問も同趣旨の解答になろう。

2.発生主義会計では,代替的会計方法が認められているとともに,会計処理方法の適用に際して見積判断が介入する余地が少なくない。また,企業の支払能力が判定できないため黒字倒産をまねくおそれがある。そこで,この発生主義会計の問題点を補完するものとして,会計方針に左右されず,キャッシュの裏づけを伴うキャッシュ・フロー計算書が位置づけられている。

(著者紹介)
早谷 準一
(はやたに じゅんいち)
専門学校東京CPA会計学院講師
東京CPA会計学院で、税理士コース財表理論を長年担当。また、中小企業診断士として各種研修、講義等活動の分野も広げている。『会計人コース』特集・付録等への執筆多数。著書に『明快図解 経営分析の基本』(祥伝社、共著)などがある。
(注)本連載は、『会計人コース』2018年5月号付録『すらすら財表理論』の内容を加筆・修正したものです。

<バックナンバー>

①連載のはじめに&概念FW①

②概念FW②

③継続性原則・会計上の変更①

④継続性の原則・会計上の変更②

⑤過去問にチャレンジ①

⑥資産概念

⑦資産評価

⑧金融商品①

⑨金融商品②

⑩過去問チャレンジ②

⑪棚卸資産①

⑫棚卸資産②

⑬過去問チャレンジ③

⑭有形固定資産①

⑮有形固定資産②

⑯過去問チャレンジ④

⑰固定資産の減損

⑱過去問チャレンジ⑤

⑲リース

⑳過去問チャレンジ⑥

㉑のれん

㉒過去問チャレンジ⑦

㉓繰延資産

㉔研究開発費等

㉕負債概念

㉖引当金

㉗過去問チャレンジ⑧

㉘純資産会計

㉙自己株式会計基準①

㉚過去問チャレンジ⑨

㉛自己株式会計基準②

㉜ストック・オプション会計基準・株主資本等変動計算書会計基準

㉝企業会計原則

㉞概念FW


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