穂坂 治宏(税理士)
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問題 繰延資産・無形固定資産①
「将来の期間に影響する特定の費用」とは、すでに代価の支払が完了し又は支払義務が確定し、これに対応する役務の提供を受けたにもかかわらず、その( ① )が将来にわたって発現するものと期待される費用をいう。これらの費用は、その効果が及ぶ期間に合理的に配分するため、経過的に貸借対照表上繰延資産として計上することが( ② )。
解答・解説
① 効果
② できる
*将来の期間に影響する特定の費用は、次期以後の期間に配分して処理するため、経過的に貸借対照表の資産の部に計上することができます(企業会計原則注15)。
◎復習しましょう!(バックナンバー)
第1回 金融商品会計基準①
第2回 金融商品会計基準②
第3回 金融商品会計基準③
第4回 金融商品会計基準④
第5回 金融商品会計基準⑤
第6回 金融商品会計基準⑥
第7回 金融商品会計基準⑦
第8回 金融商品会計基準⑧(復習)
第9回 棚卸資産会計基準①
第10回 棚卸資産会計基準②
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第12回 棚卸資産会計基準④
第13回 棚卸資産会計基準⑤(復習)
第14回 商品売買①
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第19回 固定資産Ⅰー①
第20回 固定資産Ⅰー②
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第24回 固定資産Ⅱー①
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第27回 固定資産Ⅱー④
第28回 固定資産Ⅱー⑤(復習)
第29回 リース会計基準①
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第33回 リース会計基準⑤(復習)
第34回 減損会計基準①
第35回 減損会計基準②
第36回 減損会計基準③
第37回 減損会計基準④(復習)
〈執筆者紹介〉
穂坂 治宏(ほさか・はるひろ)
税理士試験の簿記論と財務諸表論の受験指導をしている税理士(簿財法所消)。ネットスクールで簿財(標準)を担当。月刊誌「会計人コース」(現在は休刊)への執筆も多数。著書に『ど素人でもわかる簿記・経理の本』(翔泳社)などがある。
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「資産の評価は原価か、時価か-混合測定という考え方」「リサイクリングは何がわかりにくいのか?」など、受験生が理解しにくい論点などの解説が掲載されています。
*本連載は、「会計人コース」2019年3月号「忙しくても〈簿・財〉電卓いらずのちょい解きエクササイズ67」を大幅に加筆修正したものです。