<連載2>税理士試験・会計士試験・簿記検定 重要論点「収益認識・棚卸資産」集中ゼミ(第28回)ー復習:収益認識②

集中ゼミ

穂坂治宏(税理士)

Q6 変動対価とは、顧客と約束した対価のうち変動する可能性のある部分をいい,( ① )か( ② )による方法のいずれかのうち,企業が権利を得ることとなる対価の額をより適切に予測できる方法を用いる。★★

A
① 最頻値
② 期待値
*収益認識基準50,51

Q7 約束した又はサービス(資産)を顧客に( ① )することにより( ② )を充足した時に又は充足するにつれて,充足した( ② )に配分された額で収益を認識する。★★

A
① 移転
② 履行義務
*収益認識基準35

Q8 資産が移転するのは,顧客がその資産に対する支配を( ① )した時又は( ① )するにつれてである。★★★

A
① 獲得
*収益認識基準35

Q9 ( ① )の充足に係る( ② )を合理的に見積ることができる場合にのみ,一定の期間にわたり充足される( ① )について収益を認識する。★★★

A
① 履行義務
② 進捗度
*収益認識基準44

Q10 履行義務の充足に係る進捗度合理的に見積ることができないが、発生する費用を回収することが見込まれる場合には,( ① )により処理する。★★★

A
① 原価回収基準
*収益認識基準45

〈執筆者紹介〉
穂坂 治宏
(ほさか・はるひろ)
税理士試験の簿記論と財務諸表論の受験指導をしている税理士。ネットスクールで簿財(標準)を担当。本誌「会計人コースWEB」への執筆も多数。著書に『ど素人でもわかる簿記・経理の本』(翔泳社)などがある。

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「資産の評価は原価か、時価か-混合測定という考え方」「リサイクリングは何がわかりにくいのか?」など、受験生が理解しにくい論点などの解説が掲載されています。

*本連載は、会計人コース2020年6月号付録「スリー・ステップ式財表理論パーフェクトNavi2020」の一部を再構成したものです。


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