小沼俊哉
はじめまして、公認会計士の小沼と申します。私はスノーボードが趣味です。秋になり、シーズンが始まる前にはそわそわし、新しいウェアや板をネットで見たり、上手な方の動画を観るなど、シーズンインに備え一人盛り上がっています。
スノーボードの楽しさ
スノーボードもスキーもそうですが、雪山に行く必要があるため、移動に時間がかかります。また、ゲレンデでリフトに乗るのにはリフト代がかかりますし、道具を持っていない人はレンタル代が必要となり、お金もかかるスポーツです。何より、寒い冬にもっと寒いところに行く気持ちがわからないという方もいるかと思います。
でも、スノーボードには、それらを補って余りある魅力があります。
ボードという道具を使うものの、それ以外は自分の体だけで斜面を滑り降りる時のスピード感は病みつきになります。ある程度滑れる方なら自動車ぐらいのスピードを出せます。自分でスピードをコントロールできないと恐怖感が勝ってしまいますが、スピードを調節できれば、この単純に斜面を滑り降りるということがとても楽しいのです。頭を空っぽにして、目の前の斜面と雪のことだけを考えるため仕事やその他の日常のことは忘れて、滑り終わったときには、気持ちをリセットできています。
また、晴れているときに見える遠くの山々やそれらの山肌が夕日に照らされた眺めなど、日常では味わえない美しい景色も醍醐味の一つです。
さらには、体を動かした後ということもありますが、ゲレンデで食べる食事はとても美味しいです。最近は、その地域の名物や特産品を使ったメニューも多く、デザート類も充実していますので、どれを食べるか迷ってしまうほどです。
温泉が近くにあるスキー場も多いため、滑り終わった後には温泉でリフレッシュすることもできます。
練習は応えてくれる
初めは、ターンをすることはおろか、まっすぐ滑ることも難しく、すぐ転んでしまうと思います。自分でどこが悪かったかを考えて、次の機会に備えます。でも、次にゲレンデに行ったときには、思ったとおりに体を動かせることは殆どありません。また、悪いところや出来なかったことを自分で見つけて、その改善を試みるということの繰り返しです。
その繰り返しで、少しずつ転ばなくなりターンが出来るようになっていきました。初めて連続ターンが出来たときには、自分がとてもかっこよく見えました(笑)。
スノーボードは、練習すればちゃんと上達することができます。練習を積み重ねて、昨日までできなかったことが、出来るようになるのはとても達成感があります。
多様な楽しみ方
ここまで、ゲレンデをすべることを中心にお話ししましたが、もっと色々な遊び方があります。滑りながら色々な技を決めるグランドトリックや、パークと呼ばれるジャンプ台やレールの上に乗ったりする場所で楽しんだり、新雪の上を滑ることで、まるで雲の上を滑っているかのような浮遊感を楽しむこともできます。上手くなろうと思えば限りがありません。無限に楽しめる可能性があることが、スノーボードの最大の魅力かもしれません。
皆様も、機械があれば雪山に行ってスノーボードを楽しんでみてくれると嬉しいです。
〈執筆者紹介〉
小沼 俊哉(おぬま・としや)
公認会計士・税理士/小沼公認会計士・税理士事務所代表
大手監査法人勤務を経て独立開業。独立開業後は、非常勤の監査業務を中心にしていたが、その後税理士登録し顧客を獲得していく。現在は非常勤の監査業務と税務業務を中心としつつ、その他の支援業務も行っている。
※ 本稿は、『会計人コース』2020年8月号に掲載した記事を編集部で再編成したものです。
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