【マイ・オフ・タイム】家族とのキャンプ


林 義章

こんにちは。ワークライフバランスを重視する税理士の林義章です。仕事も大事だけど、家族を大切にする父親でもありたいという想いで、週末は子どもを連れて遊びに行くようにしています。子どもが親と一緒に出掛けたいと思ってくれる期間はそう長くありませんので、子どもが小さいうちにできる限り遊びに連れて行って楽しい思い出をつくってあげたいと思っています。

土日祝日や子どもが休みの日は原則仕事をしない

土日祝日や子どもの幼稚園や学校が休みの日には仕事の予定を入れないようにしています。独立前は、以下のことを実践していました。

  • 子どもの幼稚園入園前に土日祝日が通常勤務日の会社から土日祝日休みの会社へ転職
  • 繁忙期には平日に深夜残業をすることで休日出勤を極力回避
  • 学校行事等で子どもが平日休みになる日にはなるべく有給休暇を取得
  • 会社では「子煩悩なパパで子どものために有休をとる人」というキャラを確立し、有給休暇を取得するハードルを下げる

独立後も、原則、土日祝日や深夜には仕事はしないというスタイルです。独立開業とともに始めたブログでは、仕事のことだけでなく、休日のレジャーのことや自分の趣味のことについても書いています。その影響か、お客様には「土日祝日も猛烈に仕事すべきだ」といったモーレツ仕事人間がおらず、土日祝日に仕事の連絡が来ることはほとんどありません。

キャンプは生活そのものが遊びになる

私が秋に楽しみにしているレジャーの一つがキャンプです。夏は虫刺され、蒸し暑さ、夕立の心配があります。それに引き換え、秋になると虫も少なくなり、暑さが和らぎ、天候も夏に比べると安定していますので、我が家では秋にキャンプへ行くことが多いです。

キャンプでは、子どもと一緒にテントを立て、バーベキューの食材を用意し、キャンプファイヤーの火おこしをしています。自分で用意したものを食べ、自分で立てたテントで寝泊まりをするというのは生活そのものでありつつも、それだけで楽しいものであり、遊びでもあるのです。

キャンプ用品を選ぶのも楽しみの一つです。寝心地の良い環境を作ったり、座り心地のよい椅子を選んだり、料理の幅を広げるべくダッチオーブンや燻製器を取り入れたりと楽しみが広がっていきます。

秋におすすめなのは伊香保温泉周辺のキャンプ場です。群馬県特産の生こんにゃくを味わい、伊香保温泉街でライトアップされた紅葉を楽しみ、温泉で癒されています。リンゴ狩りのできる農園もたくさんあり、子どもたちは美味しいリンゴに大喜びです。

キャンプでデジタルデトックス

クラウド会計、RPAによる自動化などIT化が進む会計業界ではパソコンなしでの仕事は考えられません。だからこそ、スマートフォンやパソコンと距離を置く自然の中でのキャンプは、生命力を活性化させるデジタルデトックスの効果があり、税理士におすすめの遊びだと思うのです。

〈執筆者紹介〉
林 義章(はやし・よしあき)
税理士
慶應義塾大学経済学部卒業。資格の専門学校講師、大手税理士法人、東証一部上場企業経理部、大手証券会社投資銀行本部を経て、平成28年に独立開業。著書に『十人十色の「ひとり税理士」としての生き方』、『連結納税の実務』(ともに大蔵財務協会。共著)がある。

※ 本稿は、『会計人コース』2019年10月号に掲載した記事を編集部で再編成したものです。


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