【税理士試験・合格体験記】能動的に勉強する「半独学勉強法」で官報合格!


4 科目別「半独学」勉強法

① 簿記論
市販のTACのポケットテキストと個別計算問題集、総合計算問題集を買い、独学しました。

ポケットテキストを読み、キリの良いところで対応する部分の個別計算問題集を解く、を繰り返して最後まで行ったら、総合計算問題集を解きました。正解した問題には◯、間違った問題には×、電卓ミス等には△を付け、×と△は◯になるまで繰り返し解き直しました。

5月からはTACの資料通信に入会して答練問題を取り寄せ何回も何回も解き直しました。
講義や市販以外のテキスト類は一切使用しませんでした。
1回で合格しました。

② 財務諸表論
計算は簿記論と全く同じ勉強の仕方をしました。

理論は、TACの市販の理論マスターを購入し、全ページに目を通し、丸暗記よりも内容の理解に努めました。問題と答えの部分のみ読むのではなく、解説部分を重点的に読み込み、理屈を理解するようにしていました。

5月からは簿記論と同じくTACの直前答練を取り寄せて何回も解き直しました。
財表も1回で合格しました。

③ 消費税法
計算は簿記論、財務諸表論と同じく、TACの市販のポケットテキスト、個別計算問題集、総合計算問題集を買ってひたすらテキストを読み、対応する問題を正解できるまで解き直しました。

しかし理論は苦戦しました。税法の理論を覚えるのは初めてで、理論マスター一冊を丸暗記するのが苦痛でしかありませんでした。消費税法の理論は英語を直訳したような言い回しで、日本語学を専攻した自分には「こんなの日本語じゃない!」とものすごいストレスとジレンマを感じる文章ばかりでした。直前期はTACの答練を利用しました。理論がネックで3回目にやっと合格しました。


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