【合格体験記】税理士試験―能動的に勉強する「半独学勉強法」で官報合格!


5 受験生活で心がけていた4つのこと

① スキマ時間の有効活用!
とにかく暇を見つけては勉強していました。特に最後の2科目は介護や家事などが中心の生活の中、短時間でも手があけば何らかの勉強をしていました。

例えば、調理中に、ガスの前で煮込みの番をしながら理論を覚えていました。炒め物の場合は、ある料理研究家が「具材をフライパンに入れたらすぐにかき混ぜる必要はなく、そのまま焼くイメージで」と料理番組でおっしゃっていたのを聞き、具材にある程度火が通るまでの間だけでも理論を数行暗記するなどの工夫をしていました。

答練は1回分が2時間で、2時間まとめて時間が取れる時もあればそうでない時もありました。なので、やむを得ず、理論問題を終える時にストップウォッチを止めて答練を中断し、後からまたストップウォッチを再開して計算問題を解き、トータル120分の時点で終了の形を取ることもありました。
答練の解き直しの際は、時間を気にせずに細切れにしたりしてマイペースにやっていました。

② “超集中”する!
1日に何時間勉強していたかはわかりませんが、おそらくトータルでそれほど長時間できていなかったと思います。

その代わり、やる時は超集中するように心がけていました。通っていた小学校の校訓「事に魂をこめよ」の通りに、直前期以外でも全身全霊で試験勉強に取り組みました。

とにかく時間が思うように使えなかった私には、通学時間や講義時間が不要でテキストがもらえる資料通信での半独学スタイルが合っていました。

③ 他人の雑音は気にしない!
正直少し辛いなと感じたのは、30才を過ぎて受験生をしていると「いつまで夢見てんの?」的な接し方をされることがあったことです。

しかしあくまでもそれはその人の単なる感想に過ぎないので、自分は自分と思い、気にしないようにしていました。

④ 大多数の受験生が正解する問題は必ず拾う!
全科目を通して心がけていたことは、受験生の大部分が正解するであろう箇所は必ず拾うことと、難解で正答率が低そうな箇所は捨てるか計算過程で部分点をねらう方針でやっていました。

難問を1問正解するよりはベーシックな問題を3問正解した方が本試験では点が伸びるのではという独断に基づくものです。

本試験の出題者や採点者は予備校の先生ではないので、予備校の成績と本試験の出来は必ずしも比例しないと個人的に思っています。


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