<解答・解説>

【解説】

1.合併比率

(1) 時価による純資産額

① A社:1,050,000千円(資本金)+622,000千円(資本剰余金)+328,000千円(利益剰余金)-120,000千円(自己株式)+120,000千円(土地の評価益)=2,000,000千円

② B社:512,000千円(資本金)+115,000千円(資本剰余金)+85,000千円(利益剰余金)+88,000千円(土地の評価益)=800,000千円

(2) 企業評価額(時価による純資産額×自己資本利益率÷資本還元率)

① A社:2,000,000千円×12%÷10%=2,400,000千円

② B社:800,000千円×9%÷10%=720,000千円

(3) 1株当たりの評価額(企業評価額÷自己株式を除く発行済株式数)

① A社:2,400,000千円÷(31,000千株-1,000千株)=80千円

② B社:720,000千円÷12,000千株=60千円

(4) 合併比率

A社:B社=80千円:60千円=1:0.75

2.交付株式数:12,000千株(B社発行済株式数)×0.75=9,000株

3.取得原価:9,000千株×130円(A社株価)=1,170,000千円

4.資本金・資本剰余金:{1,170,000千円-120,000千円(自己株式)}÷2=525,000千円

5.のれん:1,170,000千円(取得原価)-800,000千円(時価純資産額)=370,000千円

<著者紹介>
加藤大吾(かとう・だいご)
早稲田大学大学院会計研究科専任講師・公認会計士
2003年早稲田大学政治経済学部経済学科卒。2005年公認会計士登録。東京CPA会計学院にて公認会計士講座(簿記)・日商簿記検定講座の講師業務の傍ら、監査法人にて監査業務にも従事。2015年より早稲田大学大学院会計研究科専任講師。
著書に『税理士試験 簿記論・財務諸表論 総合問題なるほど解法ナビ』(中央経済社)がある。現在、『会計人コース』で連載「同時合格を目指す 簿・財 Brush Up 総合問題」を担当。
(本連載は『会計人コース』Vol.51、No.11をもとに加筆修正しています)

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