問 題
次の〔資料〕に基づき,次の問に答えなさい。
問1 X1年9月30日の利払日の仕訳を示しなさい。
問2 X1年12月31日の買入償還(端数利息の計上も含む)の仕訳を示しなさい。
〔資料〕
1.X1年4月1日に額面総額10,000千円の社債を100円につき96円で発行した。
2.社債の発行条件は次のとおりである。
期間:5年 約定利子率:年2% 利払日:年2回(3月末日および9月末日。現金払い。)
3.X1年12月31日に額面総額10,000千円の社債を買入償還し,端数利息を含めて,9,750千円を現金で支払った。
4.社債の額面と発行価額との差額の会計処理は利息法による。
5.実効利子率は年2.86%である。
6.上記の取引以外に,社債の買入償還は行われなかった。
〔平成28年第Ⅱ回短答式問題5・改題〕
<ヒント>
問1の半年分の償却原価法(利息法)を行った直後の社債の帳簿価額をメモしておこう。問2は償却原価法の仕訳を行い,次に買入償還の仕訳を行うこと。