【毎日簿記10分ドリル】第11回:ソフトウエア


問 題

市場販売目的のソフトウェアに関する次の〔資料〕に基づき,下記の問に答えなさい。なお,計算結果に千円未満の端数が生じる場合,その端数を四捨五入すること。

問1 X1年度のソフトウェア償却に関する整理仕訳を示しなさい。

問2 X2年度のソフトウェア償却に関する整理仕訳を示しなさい。

〔資料〕
1.当社(会計期間は毎年3月31日を決算日とする1年である。)は,市場販売目的のソフトウェア制作費300,000千円を無形固定資産として計上し,見込販売数量に基づき減価償却を行っている。当該ソフトウェアの見込有効期間は3年である。

2.販売開始時であるX1年4月1日時点の見込販売数量は,以下のとおりであった。
X1年度 400個
X2年度 450個
X3年度 390個
合  計 1,240個

3.X1年度の実績販売数量は,販売開始時の見込みどおりであった。また,X1年度末において,X2年度およびX3年度の見込販売数量は,販売開始時の見込みどおりであった。

4.X2年度の実績販売数量は440個であった。また,X2年度の決算作業中にX3年度の見込販売数量は370個と,当初見込みより減少することが判明した。

5.過去に見積った見込販売数量は,その時点での合理的な見積りに基づくものである。

〔平成28年第Ⅱ回短答式問題17・改題〕

<ヒント>
問1は見込販売数量に基づく減価償却費を,見込有効期間3年で均等償却した場合の金額と比較すること。問2は見積りの変更が当期末時点で行われている点に注意する。


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