【会計士合格体験記】三振リーチでTACに移籍。講師相談を活用し、見事合格!
- 2026/3/5
- 合格体験記

T.M(23歳)
【受験情報】
・学習スタイル:CPA会計学院 通信(2021年10月~2024年8月)→TAC 通信(2024年9月~2025年8月)
・受験歴:2023年5月短答合格→2025年8月論文合格
▶サムネイルは使用した教材(本人提供)
公認会計士を目指したきっかけ
公認会計士の存在を知ったのは、大学1年生の時に予備校が宣伝で配っているティッシュを受け取った時でした。
当時、技術革新や環境の変化が激しい現代の状況を目の当たりにして、漠然と将来の自分の暮らしや働き方に不安な気持ちがありました。
そこで、何か自分の強みを持ちたく、会計という武器を身につけようと思いました。
会計士のキャリアの選択肢の幅広さも、私が抱える漠然とした将来への不安を解消するという観点から魅力的に映りました。
2023年5月短答後、ほぼ勉強せずに1回目の論文を無駄にしてしまう
短答は2023年5月短答で合格しました。
私はこの年の5月短答までは完全に短答に専念した勉強をしており、論文対策は全くしていませんでした。
それにもかかわらず、短答後の自己採点の結果が予想ボーダー付近だったということもあり、合否が気になって心がそわそわして、合格発表日まで論文の勉強が手につかない状態になっていました。
結果的に、6月23日に合格が判明しました。
しかし、その日から論文の知識がゼロの状態で勉強を始めても、当然間に合うわけがありません。
そうして私は7月のはじめには戦意を喪失し、勉強をほぼすることなく1回目の論文を迎え、もちろん不合格となりました。
5月短答後の過ごし方は本当にもったいなかったと今でも思います。
論文の合格可能性を0にするだけでなく、論文の経験を積む貴重な機会を無駄にしてしまったのです。
短答に少しでも合格している可能性があるなら、気持ちを切り替えて全力で論文対策をすべきでしたし、その年の論文の合格可能性が絶望的だったとしても、経験値を積むために最後まで足掻くべきでした。
ここで頑張れなかったことが2回目の論文も不合格になってしまった一つの要因だったように思います。
3か月弱という短期間で最低限の重要論点を必死に詰め込む経験は論文式試験で戦ううえで非常に重要なものだと感じます。
講義や教材をうまく消化できず、苦手科目からも逃げ、2回目の論文も不合格
2回目の論文も今までと同じ予備校の上級コースに申し込みました。
論文2回目ですが、経験値がほぼゼロだったため、すべての科目の論文対策講義を受講することにしました。
しかし、講義や教材のボリュームがすさまじく、うまく消化できない状態に陥ってしまいました。
思うように勉強が進まない状態に焦り、苦手科目から逃げて得意科目をひたすら伸ばして安心感を得ようとしていました。
これは偏差値勝負の論文において絶対にやってはいけない勉強方法だったと思います。
この勉強方法のまま学習を続けた結果、模試では苦手科目は凹んでいたものの、得意科目で大きく稼ぎ、総合ではB判定を取れていました。
総合判定の結果が悪くなかったため、この勉強方法のままで大丈夫と思ってそのまま勉強を続けますが、本試験で悲惨な結果をたたき出すことになります。
本試験後の手ごたえは「99パーセント落ちている」と思うほど悪いものでした。
そうして2回目の論文は、苦手科目はとことん凹み、得意科目も思った以上に伸びず、科目合格も一つもない不合格という結果となりました。
苦手科目が凹んだのは当然の結果です。
問題は得意科目の結果でした。
模試と本試験とでは問題や採点方法の傾向が異なることもあり、答練や模試でよい判定がとれている科目でも、本試験で偏差値が思ったほど伸びないということが十分起こりうるのです。
苦手科目を得意科目でカバーするという戦略は論文式試験においては非常にリスクが高く、悪手だったと思います。
2回目の論文が終わった後、私は根本的に勉強方針等を変える必要があると強く感じました。
TACに移籍し、講師相談を活用して、3回目の論文で合格を勝ち取る
根本的に勉強方針等を変える必要があると感じた私は、TACに移籍することを決意しました。
この移籍はなんとなく環境を変えようと思ってしたものではなく、明確な目的意識をもってしたものでした。
TACの教材は必要十分な適正ボリュームになっており、使用教材も明確であったため、迷いなく基礎や重要論点を固めきれると思いました。
そして、TACは講師相談を利用しやすい環境が整っていました。
これらのTACの特徴は論文2回目までの私の問題点を改善するのに非常に適したものだったと思います。
TACに移籍してからは、少なくとも月に一度は必ず講師相談に行っていました。
講師相談ではこれまでやってきた勉強や答練の結果について報告をし、正しい方向性で勉強をできるように適宜勉強方針や計画を修正してもらっていました。
これにより、苦手科目から逃げることなく、全科目バランスよくテキストベースの勉強を継続することができました。
このことを本試験まで継続することができた結果、最後の模試でどの大問にも大きな穴がほとんどないA判定を取ることができ、自信をもって本試験を迎えることができました。
TACの適正ボリュームの教材のおかげで、すべての科目で基礎や重要論点を固めきることができたこと、本試験にピークを合わせやすかったことも大きな自信につながりました。
そうして、3回目の論文で念願の合格を勝ち取ることができました。
論文合格の決め手
論文式試験に大苦戦した私が考える論文合格の決め手は、いかに正しい方向性で勉強をできるかだと強く思います。
私は論文2回目の時も勉強時間自体はしっかり確保していましたが、間違った方向性で勉強をし続けた結果、合格には程遠い不合格となってしまいました。
そんな私が勉強の方向性を強く意識した学習に切り替えて、合格という結果を手繰り寄せることができました。
私のように論文で苦戦している人は、自分の勉強の方向性についてもう一度じっくり考えてみてほしいと思います。
論文式試験は勉強の方向性を間違えなければ、合格確率をぐっと上げることができる試験です。
正しい方向性で勉強を確実に実現するためにも、講師相談を積極的に活用することを強くお勧めします。
この合格体験記が論文式試験との向き合い方の参考になれば幸いです。
受験生の血の滲むような努力が報われることを心からお祈りしています。











