【税理士試験合格者に聞いてみた!】Q5 超直前の生活面でやっておくとよいこと/やってはいけないことは?
- 2021/8/6
- お役立ち情報
8月となり、ついに本試験!
受験生の皆さんの不安や緊張は相当なものだと思います。
そこで、そんな皆さんの励みとなるよう、合格者の方々に、さまざまなテーマの質問にお答えいただきました。
超直前の過ごし方から試験直後の過ごし方まで、きっと今知りたい情報がどこかにあるはず。
この記事の質問テーマは「超直前の生活面でやっておくとよいこと/やってはいけないこと」。
勉強面だけでなく、生活面においても、「やること」と「やらないこと」をしっかり区別することが大切ですよね。
「やっておくとよいこと」と「やってはいけないこと」、それぞれアドバイスをいただきました。
超直前の生活面でやっておくとよいこと
睡眠時間は確保すること。寝不足の状態では力を100%出しきれません。基本ですが、毎日規則正しい生活リズムを意識すること。食事も健康的なものを意識し、軽く運動することで、当日に100%の体調をもっていけるようにしました。
[岩﨑 新:税理士(令和3年4月独立開業)、41歳、平成29年官報合格(簿・財・消・国・法)]
普段どおりの食事と睡眠をとること。
[大槻 智也:税理士法人役員、33歳、平成29年官報合格(簿・財・法・消・住)]
仕事や日常生活においても、焦らずに平常心で過ごすことが大切だと思います。また、試験当日の起床時間に合わせて起きることもやっておくとよいです。
[亀山 陽太:税理士法人勤務、34歳、平成28年官報合格(簿・財・法・消・国)]
・まだしていなければ、下見(交通機関を確認します)
・規則正しい生活
[Kimur@x:税理士法人勤務、40歳、平成29年官報合格(簿・財・消・法・国)、ブログ「kimura count base」運営]
・寝られなくても布団に横たわって身体を休めること
・シャワーではなく湯船に浸かること(頭だけでなく身体の疲労もピークなので)
[くまお:簿・財・所に合格、令和3年大学院修了、ブログ「税活.com」運営]
当日の天気をチェックしておきましょう。台風がくる場合もあります。電車の遅延・運休が見込まれる場合は、前泊することも選択肢に入れていました。
[清水 小綾:税理士、20代、平成29年官報合格(簿・財・消・事・法)]
無理に勉強しすぎずリラックスして過ごす。
[SKY:税理士法人勤務、30代、平成29年官報合格(簿・財・消・相・法)]
試験前の2日間は休暇を取る(これについては、心を鬼にして必ず実行していました)。
[鈴木 聖久:会社員、42歳、平成29年官報合格(簿・財・消・法・国)]
慢性的な睡眠不足は禁物ですが、前泊し、エナジードリンクを飲みながらのホテルでの追い込みは効果的でした。試験前⽇はどの道なかなか寝付けませんし、5~6時間の睡眠で十分です。また、会場近くのホテルであれば心にゆとりも生まれます。
[檜山 洋二:市役所税務職員、40代、平成30年官報合格(固・国・所・簿・財)]
ベストコンディションで本試験に挑めるように、本試験と同じタイムスケジュールで生活をしてみること。また、交通機関の遅延は受験に多大な影響が出てしまって恐ろしいので、ほどよい距離で前泊するのが安全です。
[フジハラ:税理士法人勤務、40歳、平成28年官報合格(簿・財・消・法・相)、現在は社労士試験に向けてラストスパートをかける受験生]
当日の行動をイメトレしておくこと。行ったことがない会場なら事前に下見するのが一番よいですが、難しい場合もあると思うので、少なくとも駅からの道順を地図アプリなどで詳細に把握しておくことをおすすめします。また、同日に複数科目を受験する場合は、お昼を食べる場所や休憩できそうな場所も確認しておくとよいです。当日、試験以外のことで頭と体を消耗しないようにしましょう。
[You:税理士・米国公認会計士、40代、平成29年官報合格(財・簿・消・法・相)]
この時期に、いくら詰め込んでも付け焼刃。睡眠時間を削ることなく、規則正しい生活をしたほうがいいと思います。
[匿名:会社員、30代、平成28年官報合格(簿・消・財・相・法)]
超直前の生活面でやってはいけないこと
SNSや5chなどのネット掲示板は、嘘の情報や不安にさせるような情報も多いので、近寄らないほうがいいと思います。
[岩﨑 新:税理士(令和3年4月独立開業)、41歳、平成29年官報合格(簿・財・消・国・法)]
夜ふかし、徹夜で勉強すること。
[大槻 智也:税理士法人役員、33歳、平成29年官報合格(簿・財・法・消・住)]
夜ふかしや暴飲暴食です。夏なので冷たいものを飲みたくなると思いますが、常温の飲料を飲んで過ごすことをおすすめします。(試験が終わったら、冷たいものを好きなだけ飲んでください!)
[亀山 陽太:税理士法人勤務、34歳、平成28年官報合格(簿・財・法・消・国)]
やってはいけないことは、夜ふかしや徹夜です。
[Kimur@x:税理士法人勤務、40歳、平成29年官報合格(簿・財・消・法・国)、ブログ「kimura count base」運営]
・寝不足
・暴飲暴食
・受験生同士で愚痴や不安を言い合うこと(不安感は伝播するので)
・家族に八つ当たりすること(なぜか試験前に思い出して後悔してしまうので…)
[くまお:簿・財・所に合格、令和3年大学院修了、ブログ「税活.com」運営]
消化に悪い食べ物を食べるのはやめましょう。会場のトイレは混雑しているので、お腹の調子を整えておくといいですよ。
[清水 小綾:税理士、20代、平成29年官報合格(簿・財・消・事・法)]
夜ふかし、他の受験生の動向ばかり気にする、Twitterの見すぎ
[SKY:税理士法人勤務、30代、平成29年官報合格(簿・財・消・相・法)]
テレビを見るなど、勉強以外のことに時間を使う。
[鈴木 聖久:会社員、42歳、平成29年官報合格(簿・財・消・法・国)]
・飲酒(質のよい勉強ができなくなる)
・暴飲(眠気を誘発してしまう)
・睡眠不足(体調を崩す主な原因なので…)
[フジハラ:税理士法人勤務、40歳、平成28年官報合格(簿・財・消・法・相)、現在は社労士試験に向けてラストスパートをかける受験生]
SNSではものすごく優秀そうな人ばかりが目についてしまうので、それを見て自信をなくしてしまいそうなら、試験直前は離れたほうがよいと思います(私は直前まで受験仲間と陽気に応援し合っていましたが)。
[You:税理士・米国公認会計士、40代、平成29年官報合格(財・簿・消・法・相)]
いかがだったでしょうか?
今回は、「超直前の生活面でやっておくとよいこと/やってはいけないことは?」をテーマにお答えいただきました。勉強面と合わせて、ぜひ参考にしてみてください。
ちなみに…! ご回答いただいた皆さんには、過去に雑誌「会計人コース」で合格体験記もご執筆いただいております。気になる方は、ぜひ2019年1月臨時増刊号や2020年1月臨時増刊号もチェックしてみてください。
次回からはいよいよ当日のアドバイスに突入! まずは、「当日の試験問題面におけるトラブルやハプニング、その対処法」について。お楽しみに!