【税理士試験合格者に聞いてみた!】Q3 暑さ対策や体調管理で気をつけていたことは?


8月となり、ついに本試験!

受験生の皆さんの不安や緊張は相当なものだと思います。

そこで、そんな皆さんの励みとなるよう、合格者の方々に、さまざまなテーマの質問にお答えいただきました。

Q1 直前期の気分転換
Q2 実践していたゲン担ぎ
Q3 暑さ対策や体調管理
Q4 超直前の勉強面でやっておくとよいこと/やってはいけないこと
Q5 超直前の生活面でやっておくとよいこと/やってはいけないこと
Q6 当日の試験問題面におけるトラブルやハプニング、その対処法
Q7 当日の環境面におけるトラブルやハプニング、その対処法
Q8 やっておいてよかった試験会場での過ごし方
Q9 試験終了直後の過ごし方
Q10 自己採点はする? しない? するなら方法は?
Q11 合格発表までの過ごし方

超直前の過ごし方から試験直後の過ごし方まで、きっと今知りたい情報がどこかにあるはず。

この記事の質問テーマは「暑さ対策や体調管理」

勉強の息抜きとしても、ぜひご覧ください♪


今回のテーマである「暑さ対策や体調管理」については、勉強に集中していると疎かになりがち…なんていう方もいらっしゃるのではないでしょうか?

しかし、試験本番で実力を出しきるためには、勉強と同じくらいに大切なこと。

さらに、今年も昨年と同じようにコロナ禍での受験。感染対策はもちろん、マスクをしながらの受験に慣れていないという方は、その対策も必要かも?

ぜひ合格者の方々のアドバイスを参考に、万全の体調で本試験に臨んでください!

試験3日前ぐらいからは、風邪などのリスクを考慮して、なるべく外出しないようにしていました。昔、気合を入れて前日まで自習室に通い、本番当日に風邪をひいた苦い経験があります。

岩﨑 新:税理士(令和3年4月独立開業)、41歳、平成29年官報合格(簿・財・消・国・法)]

体調管理としては、普段どおりの食事と睡眠を心がけていました。暑さ対策としては、試験会場まで徒歩で移動することは、できるかぎり避けていました。

大槻 智也:税理士法人役員、33歳、平成29年官報合格(簿・財・法・消・住)]

汗をかいてもすぐに乾くので、スポーツウェアをよく着ていました。また、シャワーだけでなく、しっかりと湯船につかるようにしていました。

亀山 陽太:税理士法人勤務、34歳、平成28年官報合格(簿・財・法・消・国)] 

試験会場には、冷房対策として必ず長袖の上着を持っていきました。また、勉強する時間を決めておき、毎日同じ時間に夕食を食べ、早く寝るようにしていました。

Kimur@x:税理士法人勤務、40歳、平成29年官報合格(簿・財・消・法・国)、ブログ「kimura count base」運営]

・冷却スプレーなどを惜しみなく使う。
・食が細く夏バテしがちなので、食べられるもの・食べたいものを食べる。
・日なたを歩かない、日傘を使う。
・朝イチバンに自習室へ行き、夕方まで勉強する(気温が高い時間に移動しない工夫です!)。
・腱鞘炎対策として、毎日欠かさず保冷剤で腕を冷やす。

くまお:簿・財・所に合格、令和3年大学院修了、ブログ「税活.com」運営]

暑さ対策としては、つけると体がスース―するハッカ油のスプレーを使っていました。また、飲み物は、ペットボトルだとすぐにぬるくなってしまうので、水筒を持っていきました。1日に複数科目を受ける場合は、冷房対策も必要です。特に女性の方は、軽くて羽織りやすい上着を持っていくとよいと思います。

清水 小綾:税理士、20代、平成29年官報合格(簿・財・消・事・法)]

◆ハッカ油スプレー

体調管理としては手洗い・うがいです。暑さ対策としては、クーラーはけちらず使っていました。試験直前期や試験当日はタクシーを活用することも。試験前日にはホテルに宿泊しました。また、試験当日は、半ズボンなど軽装で。一方で、クーラーによる冷えすぎに備え、試験会場にはジャケット1枚を持っていきました。

[鈴木 聖久:会社員、42歳、平成29年官報合格(簿・財・消・法・国)]

絶対に飲み物は必要です。駅から会場までの自販機でスポーツ飲料を買っていました。

檜山 洋二:市役所税務職員、40代、平成30年官報合格(固・国・所・簿・財)]

開場前の早すぎる到着は、炎天下で待つことになるので要注意。屋内に入れるのであれば、直射日光を避けるため屋内にいたほうがよいです。また、自宅学習が中心だと、長時間マスクを装着して受験する厳しさに不慣れになりがちです。そのため、自宅で模試などを解く際にもマスクをつけ、違和感なく試験に専念できるようにしておきましょう。

フジハラ:税理士法人勤務、40歳、平成28年官報合格(簿・財・消・法・相)、現在は社労士試験に向けてラストスパートをかける受験生]

試験3日前からお腹が冷えないようにエアコンゆるめで寝ていました。あとは生モノを食べないようにも。試験当日は毎年、会場に着くまでは酷暑、会場ではエアコンが効きすぎていて凍えるという状況だったため、会場まではノースリーブ+素足にミニスカート、会場ではニーハイソックス+カーディガンを装着して受験していました。世間一般的な価値観で言えば年齢不相応な装いでしたが、合格することしか考えていなかったので、「周りにどう思われてもいい」という心境でした。

なお、税理士試験ではないのですが、コロナ禍で別の資格試験を受験した際、開始直前にマスクの紐が切れて焦ったことがあります。マスクの替えは忘れず持っていくことをおすすめします(皆さん、当たり前にされるとは思うのですが…)。

You:税理士・米国公認会計士、40代、平成29年官報合格(財・簿・消・法・相)]

うがい手洗いは徹底していました。それ以外は、日ごろから軽いランニングを欠かさないようにしていました。

匿名:会社員、30代、平成28年官報合格(簿・消・財・相・法)]


いかがだったでしょうか? 

今回は、「暑さ対策や体調管理」をテーマにお答えいただきました。ぜひ参考にしてみてください。

ちなみに…! ご回答いただいた皆さんには、過去に雑誌「会計人コース」で合格体験記もご執筆いただいております。気になる方は、ぜひ2019年1月臨時増刊号や2020年1月臨時増刊号もチェックしてみてください。

次回のテーマは、今の時期は絶対に重要な「超直前の勉強面でやっておくとよいこと/やってはいけないこと」について。お楽しみに!


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