ビジネス会計検定試験ってどんな試験? 試験の内容を要チェック


本日、10月18日(日)に実施されるビジネス会計検定試験の申込受付が始まりました。

今回で第27回を迎える本検定試験は、大阪商工会議所が実施しています。ホームページには「あらゆるビジネスパーソンの仕事に活きる」試験とありますが、どのような試験なのでしょうか? その内容を具体的に見ていきましょう。

CONTENTS
ビジネス会計検定試験の趣旨
各級の到達目標と出題範囲
 3級
 2級
 1級
実施方法
公式テキスト・過去問題集


ビジネス会計検定試験の趣旨

ビジネス会計検定試験公式テキストを見ると、現在、企業の経営活動が複雑化・多様化するなかで、財務諸表を理解する能力(会計リテラシー)がますます重要になっているようです。

とくに企業においては、この知識・スキルは、経理・財務だけでなく、営業や企画、総務などさまざまな部署で、また新入社員から経営幹部まで幅広く求められる能力としています。

こうした状況があって、大阪商工会議所は、財務諸表を作成するという立場ではなく、これらを情報として理解し、ビジネスに役立てることに重点を置いた「ビジネス会計検定試験」を開発しました。

本検定試験は、簿記を知らなくても、財務諸表の構造や諸法令などの知識や分析を通して、財務諸表が表現する企業の財政状態、経営成績、キャッシュ・フローの状況などを判断する能力を問うものです。

簿記の知識やスキルがなくても受験が可能なため、日商簿記検定試験に加えて実施することで、より会計リテラシーを身につける裾野を広げる検定試験といえます。

各級の到達目標と出題範囲


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