第2選択科目
消費税法を選択します。
【理由】
① 法人税法と同様,実務上の必要性が高く,勉強と実務がリンクして相乗効果が狙えます。
② 法人税法ほどインプット量が多くなく,合格発表後に勉強を始めても,来年の試験で合格を狙いにいける可能性が高いです。
③ 軽減税率やインボイス制度など大きな税制改正が行われているので,初学者と経験者の実力の差が小さく,初学者にとって追い風の時期です。
④ 条文にクセがあり読みにくいという方も多いので,第2選択としました。
消費税法を選択します。
【理由】
税理士賠償で最も多いのが消費税。怖い税法であるが故に,実務でも大活躍します。読みやすい作りで暗記しやすく,最初の税法に向いています。ただし,覚える理論はそれなりに多く,勉強の負担は多いです。一方,計算問題はとっつきやすいので,楽しく学習できる科目でもあります。税法では新しいため,学習範囲がどんどん増えていくことを考えると,早めの受験がオススメです。
所得税法を選択します。
【理由】
① 税法の選択必修科目なので,所得税法(または法人税法)は避けて通れません。
② ボリュームは多いですが,どの程度の勉強で税法に合格できるか,初期に知ることができます。
③ 税法科目でMAXのボリューム感がわかるので,他の税法科目で勉強不足による不合格には陥りにくくなります。
④ 基本的に全理論を暗記して本試験に臨むべき科目なので,ヤマを張る必要がありません。スキマ時間もムダにしない生活習慣,理論暗記の要領を初期にマスターできます。
⑤ 法人税法より複雑な論点は少なく,合格レベルに達しやすいです。
⑥ 消費税法と同じく身近な税金であり,税理士事務所で働いていなくても,医療費控除や住宅ローン控除など,自分や家族の確定申告を実際にする機会も多くあります。
法人税法を選択します。
【理由】
簿財がベースなので,間を空けずに選択すると学習しやすいです。はじめての税法科目として選択する受験生も多いので,周囲の受験生と横一線でスタートできます。実務で必須の知識なので,学習・合格によって,税理士法人や税理士事務所への就職が有利になります。ただし,ボリュームが税法科目で最も多いので,計画を立ててしっかり実行したいところです。
消費税法を選択します。
【理由】
消費税法も人の営みから生まれる取引を集約した会計をベースとしています。法人税法と同様,税理士の資質である読解力や具体化力が身につきます。国際取引にも対応し,課税対象を規定している法律でもあります。表面的なものの裏に隠された事実を,論理的に感じ取る本質把握力も養うことができます。