つぶ問7-3(簿記論)―外貨、デリバティブ、ヘッジ、税金、税効果


「つぶ問」は、『会計人コース』2018年9月号~2019年8月号の連載「税理士試験 独学合格プロジェクト」簿記論・財務諸表論に連動してTwitterで週1回配信した問題です。「粒ぞろいな問題」を「つぶやく」ことから、「つぶ問」とネーミングしました。
合格には、勉強をしない日を作らないことと、スキマ時間を活用することが大切です。「つぶ問」は簿・財それぞれ平日1問ずつ更新していきますので、ペースメーカーとしてご活用ください<1‐1~11‐4(最終)>。

【問題】

 次の一連の取引の仕訳を答えなさい。仕訳が不要な場合は、「仕訳なし」と答えること。(問題の便宜上、金額は小さくしています。また、同じく問題の便宜上、現実にはありえない為替相場の変動をしています。)

① X1年1月1日に1ドル100円でドル売りの為替予約を締結した。なお、この為替予約はX1年6月30日に実行する予定の1ドルの商品輸出取引について為替変動をヘッジするためのものである。予定取引のヘッジ会計の要件を満たしていることから、繰延ヘッジ会計を適用する。

② X1年3月31日に決算をむかえた。為替予約相場は1ドル120円であった。

③ X1年6月30日に輸出取引を行い、代金は掛けとした。直物為替相場は1ドル115円、為替予約相場は1ドル110円であった。

④ X1年12月31日に売掛金と為替予約を決済し、入出金はすべて普通預金で処理した。直物為替相場は1ドル95円であった。


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