わたしの独立開業日誌 #社労士・宮本歩実


大阪で社労士とキャリアコンサルタントとして活動

大阪で社労士とキャリアコンサルタントとして活動している、宮本歩実と申します。

2023年1月に1人で独立開業し、2026年3月に法人化、現在4名の仲間と共に、お客様の労務周りのサポート(給与計算、労働保険・社会保険の手続き、就業規則の作成、労務相談、等)をおこなっています。

プロフィール写真
事務所のロゴ

最初から開業を目指してはいなかった

社労士試験に向けて勉強していた時は、自分が将来、独立開業するなど、夢にも思っていませんでした。

合格後、せっかく取った資格を自分のキャリアに活かしたいという思いが強まり、まずは社労士事務所に転職しました。

当時は、一般企業での人事経験はあれど、社労士の実務は未経験だったので、「自分はこの仕事に向いているのか?」さえわからず、それを確かめたい、という思いが強かったです。

最初は給与計算や手続き業務からスタートし、雇用契約書の作成や36協定の届け出等、様々な業務を教えて頂く中で、社労士の仕事の幅広さや奥深さを体感することができました。
3号業務(労務コンサル)を学びたいという私の希望を所長に叶えて頂き、3年目からは、所長と一緒にお客様のところへ訪問して、就業規則のお打合せをしたり、日々の労務相談にのる経験も積ませて頂きました。

社労士の仕事の魅力

経営者であるお客様が、人の問題に直面した時に、労働基準法の専門家である自分を頼ってくださる、ということが、1番の醍醐味だと感じます。

適切なアドバイスができると、問題が解決したり、リスクを最大限におさえたうえで話を前に進めることができ、大変喜んで頂けます。

お客様に「どうしたら良いかわからず悩んでいたけど、説明を聞いてよくわかった!ありがとう!」と言って頂いた時は、やりがいを感じました。

「試験勉強で学んだことがただ自分の脳内にあるだけ」だった私が、その知識をお客様のために使うことでこんなにも感謝してもらえるのか、と嬉しく、4年半ほど勤務する中で、「自分はこれから社労士として生きていこう!」という軸が固まりました。

開業のきっかけ

もともと独立願望があった訳ではない中、開業に挑戦した経緯としては、①「自分を選んでくださるお客様のためにお仕事をしたい」と思ったのと、②事務所が力を入れていた業務と自分がこれからなりたい社労士像にギャップを感じるようになったから、です。

①については、勤務社労士でいる間は、お客様は所長のことを気に入ってご契約を決められることがほとんどで、「自分を選んで頂く」という体験をするのは難しいと感じました。「私のことを良いと思って、私を選んでくださるお客様っているのかな?」「そんな方とお仕事をするってどんな気持ちなんだろう?」そんな好奇心から、独立を考えるようになりました。

②については、社労士の仕事を続ける中で、自分の“なりたい社労士の姿”が徐々に明確になってきたのです。在職中にキャリアコンサルタントの資格を取得したことがきっかけで、私は、一般的な顧問業務だけでなく、従業員さんの個別面談サービスや、社員研修等の領域に、強く興味をもつようになりました。“社労士×キャリアコンサルタント”だからこそできる独自のサービスで、お客様のお役に立ちたい、そんな夢を実現するために、自分で事務所を立ち上げる決断をしました。

独立開業時のひとこま

開業後の苦労とやりがい

何もかもが初めてのことばかりで、苦労の連続でした。

最初は、お客様0社、営業スキルや人脈もない、という状況の中で、どうやってお仕事を獲得していくか?という苦悩。

少しずつお客様が増えてくると、今度は1人で仕事をこなしきれなくなり、どのタイミングでどんな人材を採用すれば良いだろうか?という悩み。

人を雇うようになってからは、時間を割いて丁寧に育成しているつもりなのに、期待している成果を出して頂くレベルに到達するまでに想像以上に時間がかかるという焦り。お金の苦労も度々ありました。

それでも「開業して良かった」と心から思えるのは、自分を選んでくれた人に囲まれる幸せと、やりたいことを自由にできる楽しみがあるからです。

夜遅くや休日に仕事をすることもありますが、自分を選んでくれたお客様や従業員さんのためにやっていると思うと、不思議と嫌な気持ちはせず、充実感に包まれます。目標としていた、キャリアコンサルタントの資格を生かした従業員面談や社員研修の仕事も少しずつ増えてきて、自分の得意分野や強みができる喜びも実感しています。

社員研修時のひとこま

受験生の方へ

合格率の低い難関試験にチャレンジされていること、素晴らしいです。

受験生時代、私は、毎日2時間の勉強を1年間継続する目標を立てていました。
それをこなすのは本当にキツかったですが、合格後、人生が大きく変わりました。

自分も人を雇う経験をしたので分かりますが、求人を出して人を採用し、お給料を払い、育成し、活躍して頂き、かつ定着して頂くには、とんでもない労力がかかります。

そんな苦労や悩みを抱えた経営者さんを支えることにやりがいを感じる方は、きっと社労士に向いてると思います。目指せ合格、そして、ぜひ社労士の世界で活躍してください。

プロフィール
宮本 歩実(みやもと あゆみ)


大学卒業後、従業員500人規模の一般企業に就職。社労士の勉強中に、思いがけず人事部への異動が決まり、異動後に合格。人事部では、新卒採用・中途採用・障害者採用・内定者研修・新人研修を担当。社労士登録を機に、社労士事務所に転職し、4年半ほど勤務。独立後は、キャリアコンサルタントの資格も生かして、社長だけではなく従業員さんにも積極的に関わり、能力開発、モチベーションup、働きやすい/辞めにくい職場づくり等に力を入れている。「社労士になりたい方を応援する社労士」として、Xで勉強法や開業体験談等を日々発信中。

SNS:https://x.com/sharoshi_ayumi
ホームページ:https://www.hr-navigate.com/


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