<連載7>税理士試験・会計士試験・簿記検定 重要論点「財務諸表」集中ゼミ(第36回)ー会計方針・後発事象(復習)

集中ゼミ

穂坂 治宏(税理士)

◎連載のねらい
・1日1問、各論点の穴埋め問題を解くことで、各論点のキーワードを押さえるようにします。
・これにより、財務会計の理論・計算の基本的な考え方を理解できるようにすることが目標です。

Q20 会計方針とは,財務諸表の作成にあたって採用した会計処理の( ① )及び( ② )である。財務諸表には重要な会計方針を注記しなければならない。★★

A
① 原則
② 手続
*企原 注1-2,変更・誤謬基準4⑴,36

Q21 企業が採用する会計方針が異なれば,( ① )額も異なるため,利害関係者が財務諸表を適切に解釈するには,財務諸表が作成された前提として企業が採用した会計方針を明らかにする必要がある。★★

A
① 利益
*企原 注1-2

Q22 後発事象とは,貸借対照表日( ① )に発生した事象で,次期以後の経営成績や財政状態に重要な影響を及ぼすものである。財務諸表には,財務諸表を作成する日までに生じた重要な後発事象を注記しなければならない。★

A
① 後
*企原 注1-3

Q23 重要な後発事象の開示は,企業の将来の財政状態や経営成績を理解するための( ① )情報として有用である。★

A
① 補足
*企原 注1-3

〈執筆者紹介〉
穂坂 治宏
(ほさか・はるひろ)
税理士試験の簿記論と財務諸表論の受験指導をしている税理士。ネットスクールで簿財(標準)を担当。本誌「会計人コースWEB」への執筆も多数。著書に『ど素人でもわかる簿記・経理の本』(翔泳社)などがある。

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note
「資産の評価は原価か、時価か-混合測定という考え方」「リサイクリングは何がわかりにくいのか?」など、受験生が理解しにくい論点などの解説が掲載されています。

*本連載は、会計人コース2020年6月号付録「スリー・ステップ式財表理論パーフェクトNavi2020」の一部を再構成したものです。


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