穂坂 治宏(税理士)
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Q1 「将来の期間に影響する特定の費用」とは,すでに代価の支払が完了し又は支払義務が確定し,これに対応する役務の提供を受けたにもかかわらず,その( ① )が将来にわたって発現するものと期待される費用をいう。これらの費用は,その効果が及ぶ期間に合理的に配分するため,経過的に貸借対照表上繰延資産として計上することが( ② )。
A
① 効果
② できる
Q2 資産計上した場合に認められる償却期間を短い順に示しなさい。
① 償還期間6年の社債の発行費用
② 自己株式処分費用
③ のれん
④ 開発費
A
②→④→①→③
Q3 現行制度において資産性を有するが資産計上されないのれんの名称を示しなさい。
A
自己創設のれん
◎復習しましょう!(バックナンバー)
第1回 金融商品会計基準①
第2回 金融商品会計基準②
第3回 金融商品会計基準③
第4回 金融商品会計基準④
第5回 金融商品会計基準⑤
第6回 金融商品会計基準⑥
第7回 金融商品会計基準⑦
第8回 金融商品会計基準⑧(復習)
第9回 棚卸資産会計基準①
第10回 棚卸資産会計基準②
第11回 棚卸資産会計基準③
第12回 棚卸資産会計基準④
第13回 棚卸資産会計基準⑤(復習)
第14回 商品売買①
第15回 商品売買②
第16回 商品売買③
第17回 商品売買④
第18回 商品売買⑤(復習)
第19回 固定資産Ⅰー①
第20回 固定資産Ⅰー②
第21回 固定資産Ⅰー③
第22回 固定資産Ⅰー④
第23回 固定資産Ⅰー⑤(復習)
第24回 固定資産Ⅱー①
第25回 固定資産Ⅱー②
第26回 固定資産Ⅱー③
第27回 固定資産Ⅱー④
第28回 固定資産Ⅱー⑤(復習)
第29回 リース会計基準①
第30回 リース会計基準②
第31回 リース会計基準③
第32回 リース会計基準④
第33回 リース会計基準⑤(復習)
第34回 減損会計基準①
第35回 減損会計基準②
第36回 減損会計基準③
第37回 減損会計基準④(復習)
第38回 繰延資産・無形固定資産①
第39回 繰延資産・無形固定資産②
第40回 繰延資産・無形固定資産③
〈執筆者紹介〉
穂坂 治宏(ほさか・はるひろ)
税理士試験の簿記論と財務諸表論の受験指導をしている税理士(簿財法所消)。ネットスクールで簿財(標準)を担当。月刊誌「会計人コース」(現在は休刊)への執筆も多数。著書に『ど素人でもわかる簿記・経理の本』(翔泳社)などがある。
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*本連載は、「会計人コース」2019年3月号「忙しくても〈簿・財〉電卓いらずのちょい解きエクササイズ67」を大幅に加筆修正したものです。