連載|税理士・会計士・日商1級 Quizuで簿・財:基礎力チェック!(第15回)ー商品売買②


穂坂 治宏(税理士)

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問題 商品売買②

商品(原価80円、売価100円)を見本品として提供した場合の正しい仕訳はどれか?

①(借)見本品費 100(貸)売  上 100

②(借)見本品費   80(貸)仕  入   80

③(借)見本品費   80(貸)売  上   80

④(借)見本品費 100(貸)仕  入 100

解答・解説

*商品を見本品として提供した場合には、見本品の原価を仕入から見本品費に振替えます。損益計算書上は、当期商品仕入高(純仕入高)を減額せず、同額を他勘定振替高(見本品費振替高)として売上原価の計算上,控除します。

◎復習しましょう!(バックナンバー)
第1回 金融商品会計基準①
第2回 金融商品会計基準②
第3回 金融商品会計基準③
第4回 金融商品会計基準④
第5回 金融商品会計基準⑤
第6回 金融商品会計基準⑥
第7回 金融商品会計基準⑦
第8回 金融商品会計基準⑧(復習)
第9回 棚卸資産会計基準①
第10回 棚卸資産会計基準②
第11回 棚卸資産会計基準③
第12回 棚卸資産会計基準④
第13回 棚卸資産会計基準⑤(復習)
第14回 商品売買①

〈執筆者紹介〉
穂坂 治宏(ほさか・はるひろ)
税理士試験の簿記論と財務諸表論の受験指導をしている税理士(簿財法所消)。ネットスクールで簿財(標準)を担当。月刊誌「会計人コース」(現在は休刊)への執筆も多数。著書に『ど素人でもわかる簿記・経理の本』(翔泳社)などがある。

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note
「資産の評価は原価か、時価か-混合測定という考え方」「リサイクリングは何がわかりにくいのか?」など、受験生が理解しにくい論点などの解説が掲載されています。

*本連載は、「会計人コース」2019年3月号「忙しくても〈簿・財〉電卓いらずのちょい解きエクササイズ67」を大幅に加筆修正したものです。


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