【1日1問!〇×会計クイズ】負債純資産会計①


加藤大吾
(公認会計士・税理士)


公認会計士試験(短答式)の財務会計論の計算&理論のレベルを想定した○×問題を、2021年5月の本試験まで毎日(月~金)出題! 

もちろん税理士試験の簿記論・財務諸表論、日商簿記1級の対策にも使えます。


【〇×問題】

当期末(X2年3月31日)の決算に際して、X2年6月に支給予定の夏季賞与(支給対象期間:X1年10月1日~X2年3月31日)について、支給予定総額が500,000円と見積もられた。

(借) 従業員賞与 500,000
 (貸) 未払費用 500,000

【正解】 ×

支給金額が確定していない場合は未払費用ではなく、賞与引当金を計上する。

(借) 賞与引当金繰入額 500,000
 (貸) 賞与引当金 500,000

【根拠となる実務指針】

日本公認会計士協会・リサーチ・センター審理情報〔No.15〕「未払従業員賞与の財務諸表における表示科目について」

2.支給額が確定していない場合の未払従業員賞与 財務諸表の作成時において従業員への賞与支給額が確定していない場合には、支給見込額のうち当期に帰属する額を「賞与引当金」として計上する

支給額が確定している場合で、勤務対象期間に基づくものは「未払費用」、勤務対象期間以外の基準に基づくものは「未払金」に計上します。

〈執筆者紹介〉
加藤 大吾(かとう・だいご)
早稲田大学大学院会計研究科非常勤講師・公認会計士
2003年早稲田大学政治経済学部経済学科卒。2005年公認会計士登録。東京CPA会計学院にて公認会計士講座(簿記)・日商簿記検定講座の講師業務の傍ら、監査法人にて監査業務にも従事。2015年より早稲田大学大学院会計研究科非常勤講師。著書に『税理士試験 簿記論・財務諸表論 総合問題なるほど解法ナビ』(中央経済社)がある。


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