5 見直しは必要?
見直しの時間を確保することは絶対にお勧めします。残りラスト5分で解いた問題や書いた文章は、基本的には支離滅裂で数値も合っていない可能性が高いです。といいますか、よっぽどのことがないかぎり合っていないものだと割り切ってください。
公認会計士試験はゲーム的な要素が強いので、すべて「解答用紙に書かれたもの」で評価されます。一番やってはいけないミスは、「正解なのに解答欄、書き方を間違える」です。一生悔やまれます。しかし、誰にでも起こりうるのです。「自分は大丈夫」で大丈夫じゃなかった人、最近多く見かけますよね。残り5分、3分でもいいです。自分の答案用紙を確認してください。書く場所、単位、プラスマイナス、借方貸方…。「ほら、やっぱり間違っていないじゃないか」でもいいのです。この数分の心がけが、試験後の皆さんを救ってくれます。