1.負債概念
52.負債の定義
負債とは,過去の取引または事象の結果として,( ① ),またはその同等物をいう。
⇒「概念フレームワーク」第3章5項,→H13・51回①
53.修繕引当金の定義と負債性
(1) 修繕引当金とは,( ① )実施している固定資産の維持修繕作業を何らかの事情で( ② )する場合に,( ③ )するための引当金である。
(2) もし,( ④ )となる以上,修繕引当金を設定した決算日には,( ⑤ )ため,( ⑥ )。
⇒「資産除去債務に関する会計基準」25項
2.金融負債の評価
54.金融負債の評価基準に関する基本的考え方
金融負債は,( ① )か,( ② )があるから,( ③ )を除き,( ④ )をもって貸借対照表価額とし,時価評価の対象としないことが適当である。
⇒「金融商品に関する会計基準」67項
55.金銭債務に償却原価法が適用されるに至った理由
( ① )から金銭債務についても,その収入額と債務額とが異なる場合,当該差額は一般に( ② )を有しているため。また,会社法では,( ③ )をもって負債の貸借対照表価額とすることができることとされたからである。
⇒「金融商品に関する会計基準」26項,90項
(著者紹介)
早谷 準一(はやたに じゅんいち)
専門学校東京CPA会計学院講師
東京CPA会計学院で、税理士コース財表理論を長年担当。また、中小企業診断士として各種研修、講義等活動の分野も広げている。『会計人コース』特集・付録等への執筆多数。著書に『明快図解 経営分析の基本』(祥伝社、共著)などがある。
(注)本連載は、『会計人コース』2018年5月号付録『すらすら財表理論』の内容を加筆・修正したものです。
<バックナンバー>
⑥資産概念
⑦資産評価
⑲リース
㉑のれん
㉓繰延資産