【新春特別インタビュー】受験生が断捨離すべき3つとは?


2  前の試験委員の出題形式,もう出ないから対策不要?(試験形式対策の断捨離)

――試験委員独特の出題形式について、その試験委員の任期が終わったらもう対策はしなくてよいでしょうか?

たとえば、税理士試験の試験委員は3年毎くらいに変わります。
2020年も簿・財は変わることがわかっていますから、前の試験委員の出題形式、たとえば穴埋め記号問題はもう出ないから,その対策は不要なんじゃないかという質問もよく受けます。

――どうこたえるのですか? こちらも、未来はわかりませんよね。

そうですね。過去問5年分くらいやっておいて、どんな出題形式であっても対応できるようにしてくださいね、とおこたえします。
重要なことは、税理士・会計士試験は、会計基準や法律にあたって実務処理ができるか、ということを試す試験ですから、原文に慣れることです。

――その意味では、弊社の『会計法規集』がマストですね。

そうなんです。
でも、今の受験生は買わない方が多いですね。
買うことをおすすめしても、「ASBJのホームページでダウンロードできるから」と言うのですが、プリントアウトするのは大変ですよ。
実際にやってみたことがありますが、3つの会計基準だけで6,000円のインクが空っぽになってしまいました。

――その点、会計法規集は2,420円だからお得ですね。

ASBJのホームページには当然ASBJの公表物しかアップされません。
原価計算基準とか、ASBJよりも前の会計基準が掲載されていません。
その点、会計法規集は1冊は持っておくべき物です。

――昔から税理士・会計士試験の財務諸表論には会計法規集がマストと言われてきました。ここは断捨離しないでほしいですね(笑)。

会計法規集で理論暗記

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