理論暗記に役立つ!? 速く読めて記憶力もアップする、メディアで話題の「瞬読」とは?


こんにちは! 会計人コースWeb編集部です。

勉強をしていると、暗記をする、問題を解く、解答を見る、などさまざまな場面で「文章を読む」ことになると思います。

しかし、こう思ったことはありませんか? 「もっと速く読めるようになればなあ」と。

文章が速く読めるようになると、勉強の効率がグンと上がりそうですよね!

そこで、テレビやニュースサイトなど多数のメディアで話題の「瞬読」について、一般社団法人瞬読協会 代表の山中恵美子さんにお話を伺いました。

お話を伺った方

一般社団法人瞬読協会 代表理事
山中 恵美子さん

甲南大学在学中に日本珠算連盟講師資格取得。学生時代より珠算指導を開始。2003年、そろばん塾を開校し、延べ2,000人以上を指導。2009年には学習塾を開校し、現在はグループ30校舎・約2万人の生徒が卒業。学習塾にて、学習効果を上げる「速読」を取り入れ、これが後の「瞬読」となる。「瞬読」は保護者にも知られ、やがてはビジネスパーソンにも広まり、現在「瞬読」講座の受講生は2,500名を超える。『瞬読』の著書はシリーズ累計13万部超えのベストセラー。

「瞬読」とは何か?

――本日はよろしくお願いいたします。まずはじめに、「瞬読」がどのようなものか教えてください。「速読」とはどう違うのでしょうか?

山中さん まず「速読」は、眼の筋肉を鍛える「眼筋トレーニング」でできるようになるとされています。「瞬読」の場合、こういった身体的なトレーニングは一切する必要がありません。

人は文章を読むときには左脳を使っているのですが、「瞬読」では右脳を使います。また、普段は隠れている潜在意識を使って読みます。

無理やり身体を鍛えるのではなく、人間が生まれながらにしてもっている「右脳」と「潜在意識」を使えるようにトレーニングすることで、「瞬読」ができるようになります。

速く読めるようになるだけじゃない!

――なるほど。トレーニングを行うことで、本当に「瞬読」はできるようになるのでしょうか?

山中さん できるようになります。瞬読協会のホームページにも載せているのですが、医師や経営者など、多くの方に「瞬読」の効果を実感していただいています。

また、税理士試験や公認会計士試験など、難関試験の受験生の方で、「瞬読」を取り入れたことで合格されたという方もいらっしゃいます。

瞬読協会のホームページに、「瞬読」を資格試験の勉強に活かして合格された方々のインタビューがありますので、ぜひお読みください。

――たしかに「瞬読」ができるようになると、学習のスピードが一気に上がりそうですね!

山中さん そうですね。しかし、「瞬読」の効果は速く読めるようになることだけではありません。「瞬読」ができるようになると、判断力や表現力、記憶力など、自分がもっている能力も大きくなるんです。

たとえば、記憶力。人間は年をとるほど覚えることが苦手になります。せっかく覚えてもすぐに忘れてしまうという方は多いですよね。

一般的に「人間は7回繰り返すと定着する」といわれているのですが、仕事をしながら勉強している場合、それはなかなか難しいと思います。

しかし、「瞬読」ができるようになれば繰り返すスピードも速くなり、また、自分が本来もっている記憶力も高くなるため、たくさんのことを暗記してもパンクしたりしません。

「瞬読」を取り入れて試験に合格された方は、単に学習のスピードが上がっただけではなく、暗記できる器も大きくなったのだと思います。

「読む」のではなく「理解する」

――自分の能力も上がるのが「瞬読」なのですね。「瞬読」ができるようになるためのポイントは何なのでしょうか?

山中さん 読もうとせずに、理解しようとするのが大事です。

たとえば、これを一瞬(1秒くらい)でパッと見てみてください。

バラバラに文字が並んでいますが、おそらくは一瞬で「炊き立てのご飯」とわかったのではないでしょうか。

また、これはどうでしょう。

少し長い文章になりましたが、真ん中のあたりだけを読んでも、何を言っているのか、大体のことは理解できたと思います。

つまり、全部を読まなくても、人は頭の中で「これはこういうことだな」とイメージできるんですね。

普段から一言一句読もうとせずに理解する、そういった意識が大事です。

――本当だ! ぱっと見ただけでも文章の意味はわかるものですね。

山中さん 文章を読むとき、おそらくは心の中で(もしくは口に出して)ブツブツ唱えながら読んでいる方がほとんどだと思います。

しかし、人間が音読(黙読)できるMAXの文字数は分速1,800字~1,900字くらいなんです。一般的には分速400字~800字くらいなのですが、いくら速く読んでも、一言一句読もうとすると分速1,800字~1,900字が限界です。

そのため、読める文字数を増やしたいのであれば、「読まない」読み方を覚えることが必要です。

新聞やSNSでトレーニング

――「読まない」読み方を覚える「瞬読」ができるように、普段からできるトレーニングはありますか?

山中さん たとえば、新聞を読むときに一言一句読むのではなく、「1秒1ブロック」というように、リズムよく読んでみてください。新聞は記事が複数のブロックに分かれており、1ブロックも4行~5行とそんなに長くはないので、「瞬読」のトレーニングには最適です。1秒、1秒、1秒…と、リズムをつけて記事全体に目を通し、じっくり読みたい部分があればあとで読みます。

同じように、TwitterなどのSNSも有効な手段です。普段からSNSを見ているとき、スクロールしながら一瞬で何が言いたいのかをとらえるようにするのがオススメです。

ちょっとした心がけで、生活の中に自然とトレーニングを取り入れることができますよ。

――簡単にできそうなトレーニングですね! ぜひやってみようと思います。本日は、貴重なお話をありがとうございました♪


【一般社団法人 瞬読協会】
創立:2018年5月29日
事業内容:教育関連事業
所在地:〒106-0045 東京都港区麻布十番3-6-2 NS麻布十番ビル9階
TEL:03-6809-3030(受付時間10:00~18:00)
HPhttps://syundoku.jp/

Zoom体験会も開催中!
体験申込ページ (瞬読協会のホームページ内)

編集部も参加して「瞬読」を体験したところ、読むスピードが本当に速くなりました!
より長い文章を速く読めるようになりたい方は、ぜひ体験してみてください♪


関連記事

【お知らせ】申込受付中!『わかる! 使える! うまくいく! 内部監査 現場の教科書』(浦田信之 著)出版記念セミナー

好評発売中✨『マニュアルには載っていない 会計士監査 現場の教科書』

【広告のご案内】掲載要領(PDF資料)

ページ上部へ戻る