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T.I
【編集部より】
税理士試験まであと1カ月ほどとなりました。受験生の皆さんは追い込みに余念がないと思います。そこで、本記事では合格者の方々が本試験直前にどのような勉強に取り組んでいたかをご紹介いただきます。ぜひ参考にして、残りの時間を効率よく勉強し、本番まで突き進んでください!
受験前の会計知識
税理士試験の勉強を始める以前から、大学で簿記・会計の講義を受け、社会人になってからも簿記2級を取得するなど、会計科目を受験する上での前提知識はありました。
簿・財のうち簿記は2年目で取得しましたが、1年目の方がしっかり時間を確保できていたため、ここでは主に1年目の学習内容を中心にお話しします。
タイムスケジュール
会計科目を受験していた頃は、仕事をしながら大原のWEB通信講座で学習していました。試験日前々日~試験日の計3日間は有給を取得して追い込みに充てましたが、それ以外で有給を使うことはほとんどありませんでした。
勉強計画は週単位で立てており、全国統一公開模擬試験や本試験といった大きなイベントを意識しつつ、毎週日曜日の夜に翌週の計画を作成していました。
平日は起床直後や通勤時間、昼休憩に理論暗記を行い、帰宅後の21~22時過ぎから問題集を解くという生活を送っていました。
土日は答練や解説視聴を中心に進め、平日・土日とも財表の時間をやや多めに確保していました。
平日は6時半、土日は7時までに起床し、24時頃には就寝。土日は遅くても9時には勉強を開始し、日曜は15時以降をフリータイムとして週のやり残しを片付けるようにし、その週に立てた勉強計画は残さず達成することを心掛けていました。
また、翌週の計画については、前の週の進捗や出来栄えを踏まえて柔軟に調整していました。当時は仕事が忙しく、なかなか思うように勉強が進められない時期もありましたが、WEB通信だったおかげで柔軟に予定を組み替えながら自分のペースで進めることができたと感じています。
勉強時間
平日は簿記1時間・財表2時間、土日は簿・財それぞれ4時間ほど勉強していました。計算は相互に関連する内容が多いため、簿記の問題集を解いた後に財表のテキストで対応箇所を確認するなど、両科目をまとめて押さえるようにしていました。
直前期は答練の解き直しや不得意分野の個別問題への立ち戻り、テキストでの仕訳や会計処理の再確認を繰り返し、理解を深めました。また、要点チェックノートには間違えた分野のページに付箋を貼ったり、答練解説や講義内で使えると思ったポイントをメモしていったりして、「ミニ計算テキスト」として隙間時間でも手早く復習できるよう工夫していました。
ただ、簿記1年目の本試験では不得意分野の補強が間に合わず、ちょうどその箇所が出題されたのが苦い思い出です。皆様には、自信のない項目をゼロにする意気込みで取り組むことをお勧めします。
理論と計算のバランス
財表の理論:計算の勉強時間のバランスとしては7:3~6:4程度を意識していました。
財表の理論は丸暗記ではなく、考え方や体系の理解が重要だと考えていたため、一言一句覚えるよりもトピックごとのキーワードを抜かさず再現できるかを重視していました。
身も蓋もないことを言うと、当時の私は丸暗記が大の苦手で、覚えたキーワードから文章を組み立てるタイプの勉強が肌に合っていたというのも一因です。そのため理論暗記○周、という目標は特に立てず、暗唱で行き詰まった際はテキストに戻るなど、無理なく定着させるスタイルでした。
リラックス方法
毎週、室内トレーニングの時間を設けて身体を動かしていました。また、直前期でも週の中にフリータイムを確保したことで、過度なストレスなく勉強を続けられたと思います。
プライベートでは、試験日の1週間前に第1子が誕生しました。本試験1ヵ月前には衣服やベビーベッドなどの準備も整っていましたし、そうした準備を妻と進める時間は勉強のことを忘れられる良い気分転換になりました。また、日々妻から送られてきた子どもの写真は、試験前1週間の最高のリラックスツールでした。
【プロフィール】
T.I
前職の銀行では会計とは無縁の分野で働いていましたが、妻の父からの勧めで28歳から税理士試験の勉強を始めました。仕事や育児と並行しながら3年半で官報合格を達成し、合格科目は1年目(第73回):財務諸表論、2年目(第74回):簿記論・法人税、3年目(第75回):消費税・相続税です。現在は都内の税理士法人で新米スタッフとして働いています。
【T.Iさんの記事紹介】
【税理士合格体験記】育児や仕事と両立しながら3年で5科目合格達成!




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