令和4年第Ⅱ回短答式試験まで残りわずか!
試験前は誰しも不安や緊張でいっぱいになるものですが、特に第Ⅱ回短答式試験の場合、「今年度の論文式試験に挑戦できるかどうか決まる最後のチャンス」として、試験前の過ごし方に悩む受験生も多いと思われます。
そこで、令和3年公認会計士試験合格者の方々に、短答式試験直前をどのように過ごしていたのか、アンケートに答えていただきました!
また、試験当日や試験終了後の過ごし方も伺っています。
試験前から試験後まで、“十人十色”のヒントは必見です!
Q1 試験まで残り1週間は、どのように過ごした? Q2 試験前日は、どのように過ごした? Q3 試験当日に気をつけていたことや工夫は? Q4 試験当日のハプニングは、どのように乗り越えた? Q5 試験終了後は、どのように過ごした? |
Q1 試験まで残り1週間は、どのように過ごした?
【マサ】
解いたことのある答練や過去問をひたすら回していました。解いたことがある問題ばかりなので復習として有効で、「解けた」という感覚をもつことができるので、自信をもって本番に臨めたと思います。生活面では、試験当日を意識して昼寝などはしないように気をつけていました。また、生活リズムも整え、早寝早起きを心がけていました。
【T.I】
直前期に何度も間違えた問題をピックアップしていたので、それらを何度も解き直し、本番で同じ問題が出たら解けるようにしていました。そのため、自信がある論点には触れず、「いつも通り解けば大丈夫」と言い聞かせて勉強範囲を少しずつ絞っていました。
【K.A】
勉強面では、新しい論点には手を出しません。計算・理論ともにテキストで基礎論点を幅広くチェックしました。また、ピンポイントで不安な論点は、答練の問題を1問だけ確認するなどしました。直前2日間は、細かい論点の最終確認です。ここでは、「これは暗記に頼ろう」と決めたものをチェックしました。生活面では、特に気にしていたことはありませんでした。「いつも通りに自習室に行って勉強する」というのが最も安心感を得られました。
【石井浩大朗】
本番で最高のパフォーマンスができるよう体調管理に気をつけました。そのため、勉強は毎日10時間ほどしていたのですが、直前期には8時間程度に減らしていました(それ以下の日もあります…)。食事でも生ものは控え、風邪をひかないように寝ました。
【ドッポ】
毎日、全科目に取り組むようにしていました。また、新しいことを覚えるより、今まで取り組んだ内容を定着させ、本試験で出題されたときに得点できるようにしよう、という意識をもって勉強していました。生活面では、本試験を想定して早寝早起きを心がけていました。
【親子】
短答式試験は直前の追い込みで点数が相当伸びそうだと考えていたので、ひたすら一問一答集を回していました。また、急に勉強時間を増やしてもリズムが崩れると思い、なるべく普段通りの生活を心がけていました。メンタル的に追い込まれるとパフォーマンスが一気に落ちるタイプなので、飲みに行ったり美味しいものを食べたり、リラックスにも努めていました。
【大木美裕】
勉強面では、計算科目に触れるのは最小限に抑えて、理論科目のテキストを回転させていました。短期間で伸びにくい計算科目に比べて、理論科目は直前の追い込みで成績を伸ばしやすいと考えたからです。理解や暗記が甘い箇所には付箋を貼っていたので、その箇所を中心に回しました。生活面では、早寝早起きを心がけていました。試験当日にリズムを崩さないように、夜更かしして勉強することはしませんでした。
【編集部からのコメント】
試験1週間前は、「新しい問題には手を出さない」がマスト。
不安もあるかもしれませんが、手元にある教材でラストスパートをかけましょう!
生活面でも「普段通り」を忘れずに。