個別問題は解けるけど、総合問題はニガ手という受験生も多いはず。
では、どう攻略していけばよいでしょうか?
本誌では1月号から、新連載「簿・財 ブラッシュアップ総合問題」をスタートしています。
執筆は、本誌ではおなじみの加藤大吾先生(早稲田大学大学院会計研究科専任講師・公認会計士)!
本連載では,全8回にわたり,税理士試験の簿記論および財務諸表論の第三問で出題される総合問題対策として,総合問題の解き方を解説していきます。今年初めて税理士試験を受験する方のみならず,次のような受験生に対して,本連載を通じて学習目標を提案しています。
①総合問題の解き方に自信がない受験生
→計算方法だけを丸暗記するのではなく,基本に立ち返り,必ず決算整理仕訳を行い,解答する方法を身につけよう。
②合格点まであと一歩及ばない受験生
→問題を見極める実力を身につけて,必ず解答しなければならない箇所を落とさないようにしよう。
③合格後,実務で通用する実力を身につけたい受験生
→合格点ぎりぎりを目指すのではなく,普段から完全に解答できるまで繰り返し,解き切る感覚を身につけよう。