連載 『会計士・税理士・簿記検定 財務会計のセンスが身につくプチドリル』(第10回)ー 一株当たり当期純利益④


長島 正浩(茨城キリスト教大学教授)

*連載のねらいはこちら!

問題

1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の開示目的は?

解答・解説

投資情報:1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定及び開示の目的は,普通株主に関する一会計期間における企業の成果を示し,投資家の的確な投資判断に資する情報を提供することにある。

*EPS基準3項
”1株当たり純資産額(BPS)も注記される”

◎復習しましょう!
1.CF計算書
第7回 一株当たり当期純利益①
第8回 一株当たり当期純利益②
第9回 一株当たり当期純利益③

〈執筆者紹介〉
長島 正浩
(ながしま・まさひろ)
茨城キリスト教大学経営学部教授
東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。簿記学校講師,会計事務所(監査法人),証券会社勤務を経て,専門学校,短大,大学,大学院において非常勤講師として簿記会計や企業法を担当。その後,松本大学松商短期大学部准教授を経て,現在に至る。この間35年以上にわたり,簿記検定・税理士試験・公認会計士試験の受験指導に関わっている。

*本連載は,『会計人コース』2020年1月号付録『まいにち1問ポケット財表理論』に加筆修正したものです。


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