連載 『会計士・税理士・簿記検定 財務会計のセンスが身につくプチドリル』(第8回)ー 一株当たり当期純利益②


長島 正浩(茨城キリスト教大学教授)

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問題(空欄補充)

潜在株式が( ① )を有する場合,潜在株式調整後1株当たり当期純利益は,( ② )に係る当期純利益に( ① )を有する各々の潜在株式に係る当期純利益調整額を加えた合計金額を,( ② )の期中平均株式数に( ① )を有する各々の潜在株式に係る( ③ ) を仮定したことによる( ② )の増加数を加えた合計株式数で除して算定する。

解答・解説

①   希薄化効果
②   普通株式
③   権利の行使

*EPS基準21項 
 ”薄まって弱った力も見ておく”

◎復習しましょう!
1.CF計算書
第7回 一株当たり当期純利益①

〈執筆者紹介〉
長島 正浩
(ながしま・まさひろ)
茨城キリスト教大学経営学部教授
東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。簿記学校講師,会計事務所(監査法人),証券会社勤務を経て,専門学校,短大,大学,大学院において非常勤講師として簿記会計や企業法を担当。その後,松本大学松商短期大学部准教授を経て,現在に至る。この間35年以上にわたり,簿記検定・税理士試験・公認会計士試験の受験指導に関わっている。

*本連載は,『会計人コース』2020年1月号付録『まいにち1問ポケット財表理論』に加筆修正したものです。


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