穂坂 治宏(税理士)
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Q1 資産除去債務は,有形固定資産の( ① ),建設,開発又は通常の使用によって( ② )した時に負債として計上する。
A
① 取得
② 発生
*資産除去債務会計基準3,4
Q2 資産除去債務に対応する除去費用は,資産除去債務を負債として計上した時に,当該負債の計上額と同額を,関連する有形固定資産の( ① )に加える。資産計上された資産除去債務に対応する除去費用は,( ② )を通じて,当該有形固定資産の残存耐用年数にわたり,各期に( ③ )する。
A
① 帳簿価額
② 減価償却
③ 費用配分
*資産除去債務会計基準7
Q3 資産除去債務の会計処理方式を2つ示せ(基準が採用する方式を先に示すこと)。
A
資産負債の両建処理,引当金処理
*資産除去債務会計基準32~34
Q4 資産除去債務の見積りの変更から生じる調整方法はどれか?
① プロスペクティブ・アプローチ
② キャッチアップ・アプローチ
③ レトロスペクティブ・アプローチ
A
①
*資産除去債務会計基準50~51
◎復習しましょう!(バックナンバー)
第1回 金融商品会計基準①
第2回 金融商品会計基準②
第3回 金融商品会計基準③
第4回 金融商品会計基準④
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第54回 引当金・退職給付会計基準⑨(復習)
第55回 資産除去債務会計基準①
第56回 資産除去債務会計基準②
第57回 資産除去債務会計基準③
第58回 資産除去債務会計基準④
〈執筆者紹介〉
穂坂 治宏(ほさか・はるひろ)
税理士試験の簿記論と財務諸表論の受験指導をしている税理士(簿財法所消)。ネットスクールで簿財(標準)を担当。月刊誌「会計人コース」(現在は休刊)への執筆も多数。著書に『ど素人でもわかる簿記・経理の本』(翔泳社)などがある。
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「資産の評価は原価か、時価か-混合測定という考え方」「リサイクリングは何がわかりにくいのか?」など、受験生が理解しにくい論点などの解説が掲載されています。
*本連載は、「会計人コース」2019年3月号「忙しくても〈簿・財〉電卓いらずのちょい解きエクササイズ67」を大幅に加筆修正したものです。