【税理士試験合格者に聞いてみた!】Q9 試験終了直後の過ごし方は?


8月となり、ついに本試験!

受験生の皆さんの不安や緊張は相当なものだと思います。

そこで、そんな皆さんの励みとなるよう、合格者の方々に、さまざまなテーマの質問にお答えいただきました。

Q1 直前期の気分転換
Q2 実践していたゲン担ぎ
Q3 暑さ対策や体調管理
Q4 超直前の勉強面でやっておくとよいこと/やってはいけないこと
Q5 超直前の生活面でやっておくとよいこと/やってはいけないこと
Q6 当日の試験問題面におけるトラブルやハプニング、その対処法
Q7 当日の環境面におけるトラブルやハプニング、その対処法
Q8 やっておいてよかった試験会場での過ごし方
Q9 試験終了直後の過ごし方
Q10 自己採点はする? しない? するなら方法は?
Q11 合格発表までの過ごし方

超直前の過ごし方から試験直後の過ごし方まで、きっと今知りたい情報がどこかにあるはず。

この記事の質問テーマは「試験終了直後の過ごし方」

まだ試験前ではありますが、次年度の勉強を気持ちよくスタートさせるためにも、今のうちに試験が終了した後の過ごし方は知っておきたいところ。

ぜひ合格者の方々の声を参考にしてみてください!


解答の再現はせず、解答速報をザッとチェックするぐらいです。8月いっぱいぐらいは、試験から離れてリフレッシュしました。

岩﨑 新:税理士(令和3年4月独立開業)、41歳、平成29年官報合格(簿・財・消・国・法)]

家族や友人と遊ぶ。実家に帰る。そして、新年度の勉強のプランニングをする。

大槻 智也:税理士法人役員、33歳、平成29年官報合格(簿・財・法・消・住)]

趣味の時間を多めにとるようにしていました。まずは1年間頑張ってきた自分を称えて、やりたいことをやってリフレッシュするのがよいと思います。

亀山 陽太:税理士法人勤務、34歳、平成28年官報合格(簿・財・法・消・国)]

・帰宅後はネット掲示板で受験者の報告を読みました(逆に、本試験前には絶対に掲示板を読まない)。
・解答を復元し、その後はゲームセンターで遊びました。
・全体を通して、受験直後は特に勉強をしませんでした。次の科目を予習しようとしたこともありますが、身が入らず有効ではなかったと思います。

Kimur@x:税理士法人勤務、40歳、平成29年官報合格(簿・財・消・法・国)、ブログ「kimura count base」運営]

・神社で合格祈願をしてから帰宅。
・答案復元(詳しくは会計人コース2019年5月号に載っています)。
・家族とお世話になった講師に、無事に試験が終わったことをメールで報告。

くまお:簿・財・所に合格、令和3年大学院修了、ブログ「税活.com」運営]

肩こりと手首の疲れがひどかったので、マッサージを受けに行きました。疲れが溜まっていたぶん、とても癒されました。

清水 小綾:税理士、20代、平成29年官報合格(簿・財・消・事・法)]

・問題用紙に覚えているだけ解答を記入しました(覚えていない場合は、計算式や思考過程を書き写します)。
・SNSでフレンドとすぐに答え合わせをしました。
・勉強はすぐに再開せず、1週間ほどはゆっくり自由に過ごしました。

SKY:税理士法人勤務、30代、平成29年官報合格(簿・財・消・相・法)]

・忘れないうちに、答案をできるだけ忠実に再現して記録しておきました。

・ネット掲示板などで同じ科目を受けた方の投稿を見ては、悶々とした気持ちを紛らわしていました。

・試験本番、終了直後、その後の精神的な立ち直り期間の各過程における、自分が感じたやりきれない気持ち、悔しい気持ちなどをノートに残していました。というのも税理士試験は、1年努力した成果をたった2時間で出しきらないといけない、非常にエキサイティングな試験。自分のなかでは、ドラゴンボールの「天下一武道会」または甲子園で行われる「全国高校野球選手権大会」とほぼ同じものです。だからこそ、勝っても負けても貴重な経験。自分の人生における、欠けがけのない熱い夏の思い出です。それをノートに記録していました。

鈴木 聖久:会社員、42歳、平成29年官報合格(簿・財・消・法・国)]

8月中はとにかく何もせず、ぼーっと過ごしました。

檜山 洋二:市役所税務職員、40代、平成30年官報合格(固・国・所・簿・財)]

8月中は、解答速報や次年度体験講義を待ちつつ、基本的には1年の疲れをとることや、家族との時間を大切にすることを目的に、休養に充てておりました。

フジハラ:税理士法人勤務、40歳、平成28年官報合格(簿・財・消・法・相)、現在は社労士試験に向けてラストスパートをかける受験生]

Twitterに受験仲間がたくさんいたので、お互いを労いながら、束の間の解放感にひたっていました。試験後の楽しみ方は人それぞれで、みんなの楽しそうな様子が次々とSNSに投稿されるのを見て、自分も楽しんでいました。
また、私が受験生だった頃はコロナ禍前のため、打ち上げとして受験仲間と集まって飲みに行くことも。地方から来てくれる方もいて、「年に一度のお祭り」のような感覚でとても楽しかったです(合格発表後もあると考えると、お祭りは年に二度かもしれません)。もし、いま自分が受験生だったら、飲み会はオンラインで開催すると思います。
勉強は、各校の解答速報が出て自己採点が終わった後に再開していました。

You:税理士・米国公認会計士、40代、平成29年官報合格(財・簿・消・法・相)]

試験後は一切の勉強を忘れ、飲みに行きました。その後も、解答速報が出るまでは、試験のことは考えないようにしていました。

匿名:会社員、30代、平成28年官報合格(簿・消・財・相・法)]


いかがだったでしょうか? 

今回は、「試験終了直後の過ごし方」をテーマにお答えいただきました。

ちなみに…! ご回答いただいた皆さんには、過去に雑誌「会計人コース」で合格体験記もご執筆いただいております。気になる方は、ぜひ2019年1月臨時増刊号や2020年1月臨時増刊号もチェックしてみてください。

次回のテーマは、「自己採点はする? しない? するなら方法は?」。お楽しみに!


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