【日商2級から税理士へ ステップアップ会計教室】第29回:現金預金⑤


総合償却(除却)

総合償却で減価償却を行うと、資産グループ全体の未償却残高はわかりますが、個別資産の未償却残高については明らかにすることができません。

そのため、資産グループの一部を除却する場合は除却損が計上されません。

除却する資産の取得原価と同額の減価償却累計額を取崩します。

練習問題

 次の資料から必要な仕訳を行い,修正後の機械及び減価償却累計額の金額を求めなさい。

<資 料>

残高試算表の機械(機械Aから機械Dの4つの資産を所有している)は平均耐用年数10年の総合償却により減価償却費を計算しており、過年度の処理は適正に処理されている。

当期首に機械の資産グループの一部である機械A(取得原価540,000円)を除却したが未処理であった。

解答

機械:3,397,500円
機械減価償却累計額:1,822,500円

解 説

当該機械は総合償却により減価償却計算がなされているため、除却する資産の取得原価540,000円と同額の減価償却累計額を取崩します。

(借) 機械減価償却累計額 540,000
 (貸) 機械 540,000


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