<直前期集中連載>財表理論 インプット&アウトプット同時マスター講座(第14回)―有形固定資産①


Ⅲ 資産会計⑦

5 有形固定資産①

30.減耗償却における対象資産の定義
 ★
 減耗性資産とは,①採取されるにつれて漸次減耗し涸渇する天然資源を表す資産であり,その全体としての用役をもって生産に役立つものではなく,採取されるに応じてその②実体が部分的に製品化されるものである。

31.取得原価の決定について① (1)自家建設の場合→借入資本利子算入の根拠,(2)現物出資の場合 ★★
(1) 固定資産を自家建設した場合には,適正な原価計算基準に従って製造原価を計算し,これに基づいて取得原価を計算する。建設に要する①借入資本の利子で稼働前の期間に属するものは,これを②取得原価に算入することができる。
これは,固定資産の取得に充てられた③借入資本の利子を期間費用として処理すると,④固定資産の稼働前の期間に対応すべき収益はなく,⑤費用収益対応の見地から適切でないからである。
(2) 取得した財貨又はサービスの取得価額は,対価として用いられた①自社の株式の契約日における②公正な評価額若しくは③取得した財貨又はサービスの④公正な評価額のうち,いずれか⑤より高い信頼性をもって測定可能な評価額で算定する。

*自宅学習などで音読可能であれば、ぜひ音読しましょう!


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