4 学習法(科目別学習法)<合格順>
◆簿記論
税理士試験初年度は9月初学レギュラーで合格しました。
まずは、簿記2級所持からのスタート。
簿財コースを選択しましたが、仕事後の平日週4日の授業についていけず、財表は10月で早くも挫折(笑)。
簿記論一本に絞った後でも専門学校では上位20%が最高でした。
ただ、愚直に問題集を解き、不明点はテキストを読み、または講師に質問することなどで不明な論点をつぶしました。
学習中は、「簿記は仕訳に始まり仕訳に終わる」を意識していました。
そして、精神力を鍛えるため、6月位に「2時間×3回の6時間通し答練」を1回だけやりました。
トイレ休憩程度をはさんで3答練後に答え合わせをするものです。
これは、長時間考え続けることにより脳が活性化?!する他、苦しくても諦めない鍛錬になったと思います。
また、私は低血圧なため朝が苦手で午前中は頭の働きが悪い(ちなみに税法はすべて3限目の合格です(笑))のですが、試験当日は稀にみる快調日でした。
そして運よく合格しましたが、これが地獄の始まりでした(笑)。
◆消費税法
その後、3年間合格科目はなく(当時の勤務事務所方針で法人受験での不合格。財表の未学習が痛手と思っています)、当時の職場からは週2の専門学校への通学についてよい顔をされなかったため週1の消費を選択。
ただ、当時残業が多く、平日は朝出勤前に職場近くの専門学校で理論暗記、夜も就寝前に理論暗記のみ、土日は計算問題をひたすら解くという日々でした。
計算はスピード重視で問題文の金額に直接「売・非・免・A・B・C」等記載し転記したらチェックをつけ。仮計表は作りませんでした。
他には仕事休憩時間に「消費税法課否判定早見表」を眺めたり、勉強の息抜きで「消費税法規通達集」を見たりして取引判断力を養いました。
一方、理論暗記は間に合わず25題しか暗記できず、しかも本試験に持って行けた(回せた)理論は19題位でした。
その理論中、たまたまCランク理論が計算とリンクしており覚えることが出来、この理論と覚えたAランク理論が出たため、運よく合格。
これがまた地獄の続きになりました(笑)。