【税理士試験・合格体験記】「理論を制する者は税理士試験を制する」、ではその具体的方法は?


5 受験生活全般で心がけていたことは?

勉強環境
当初は専門学校の自習室でしたが、10年目の財表受験の4月から有料自習室を活用しました。
午前中に暗記をし、午後から専門学校の自習室に向かうと席がないのが理由です。

有料自習室を使う時に気をつけた点は、
・ターミナル駅の自習室は混むので避ける。
・時間貸し自習室は混むし、不特定多数が出入りするので騒がしいので選ばない。
・エアコンの風が当たる所は夏寒いので避ける。
・半個室の自習室は立ちながら理論暗記出来る。
・荷物が多い人の近くは避ける(主みたいで入り浸っている可能性大)。
・固定席のみの自習室を選ぶ
などでした。

固定席だと勉強道具を置いて帰れるのと仕切られているので、動く人が視界に入らず結構集中出来ます。
音は気になった時だけ耳栓していました。
近くの人の電卓などの振動は防ぎようがないので、席を選ぶ際に電卓を使わなそうな教材を置いているかなど確認していました。

ちなみにここまでやっても所得に合格した試験前1週間は、別にウィークリーマンションを借りていました(笑)。
もちろん机がある部屋です。
誰にも邪魔されないので物凄く集中出来ました。
ちなみに夏休み期間で当時1週間コミコミ3.5万円でした。
超直前期の集中力でラストスパートするのに最適だと思っています。
これだけお金をかけたんだから合格しないと!と必死でした(笑)。
この1週間の研ぎ澄まされた集中力は、1、2ヵ月の勉強の質に匹敵しました。

◆スランプ脱出法
スランプではないですが、受験生活が14年目になりモチベーションが下がった時にStudypuls(スタディプラス)というSNSに出会いました。
同じ志を持つ仲間とネット上で勉強時間を競う事でモチベーションが復活しました。
最終的に官報合格できたのはこのアプリのおかげと言っても過言ではありません。

◆受験道具
筆記具にはこだわりました。
当初pilotドクターグリップゲルインク(G-1)を使っていましたが受験が長引くうちに良い筆記具が次々出てきました(笑)。
uniジェットストリームやpentelエナージェルなどが良かったです。
ただ最後の住民税は「理論は1字1句で」をきつくいわれ、理論は書き中心になり腱鞘炎になりかけたので、万年筆(pilotカスタム67とカスタムヘリテイジ92)に変えました。

その他
皆さんマネされると効果が薄れるかもしれませんが当時のネタを。

受験生活最後の2年は願書提出最終日の午後に郵送で提出していました(ちなみに関東信越国税局管内でした)。
大安提出とか縁起担ぎをした時もありましたが、集中出来る環境をとれるかもしれないと思ったことが理由です。
当時は郵送到着日から順に受け付けて受験番号が割り振られていました。
要はヤル気満々な受験生は受付初日に出す人が多く当日欠席する人が少なく、逆に最後の方は当日欠席者が多くスカスカです。

所得に受かった年は隣に人が居ない状態で、ものすごく集中出来ました。
最後の年の住民税も周りはスカスカで、縦列は私の他に2名位しかいませんでした。
でも隣に男性が座りました(笑)(その列も他に2名位でしたが)。
ちなみに受験会場は選択出来ませんので、1日目のみ受験の方は3日目の科目も申し込みだけしておけば大体メインの会場になるかと思います。
いくらか余計にお金がかかりますが、場所代と考えてみたら安いかなと思います。
今は変わっていたり、受験地で仕組みが違っていたらゴメンなさい。


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