林昌彦研究科長にきく 兵庫県立大学大学院会計研究科のそこが知りたい!


Q1 兵庫県立大学大学院会計研究科の魅力はどのような点でしょうか。

A 専門職大学院の基本理念は「理論と実務の架橋」です。したがって、理論を修得できる科目が設置されていることはもちろんですが、それと実務との関係性をさぐる事例研究・実地調査などを行うケーススタディ科目が配置されている点が、他大学院にはない大きな特色です。
具体的には、以下の6科目です。

① 財務会計ケーススタディ
② 管理会計ケーススタディ
③ 監査ケーススタディ
④ 租税法ケーススタディ
⑤ 公会計ケーススタディ
⑥ ビジネス・ケーススタディ

これらの科目は、実務家教員の人脈を最大限に活かして、監査法人、会計事務所、事業会社、学校法人等に訪問し、現場の担当者とのディスカッション等を通じて学生に実務を実感してもらうことをねらいとしています。
これらの科目では、相当量の事前学習が求められ、また自らの頭で考えて、それをもとに自らの意見や考えを述べる習慣がみにつくことから、まさにAIにも負けない「活きた知識」が得られると考えています。
学生からは、「テキストでは学べない「活きた知識」が身につけられる」「実務のイメージが変わった(よくなった)」「学習へのモチベーションがさらに上がった」などの声が聞かれるなど非常に好評ですね。

また、本研究科は公立大学ですので、このような充実した教育を比較的安く学習できるのも魅力です(笑)。


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